八村塁

「すでに対応するのが難しい選手」

NBA公式戦デビューから3試合続けて二桁得点を記録したウィザーズの八村塁に対する評価は、日に日に高くなっている。

10月26日に敵地で行われたスパーズ戦でも、八村はブラッドリー・ビールと並ぶチーム最長の38分プレーし、16得点8リバウンド3アシスト1スティール1ブロックを記録。惜しくもチームは122-124で敗れて連勝とはならなかったが、堂々たるプレーを続ける八村を反対側のベンチから見ていた名将グレッグ・ポポビッチは、試合後に次のコメントを残した。

「彼は技術が高い選手で、アンセルフィッシュな選手。すでに対応するのが難しい選手だが、これから素晴らしい競技者になるだろう」

まだプロ選手としてのキャリアを始めたばかりの八村にとっても、NBA史上最高のヘッドコーチの一人と称されるポポビッチに褒められたことは、大きな自信になるだろう。

開幕からの遠征を終えたウィザーズは、10月30日に行われるホーム開幕戦でロケッツと対戦する。ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルックのMVPデュオを擁するロケッツを相手に、八村が引き続き自分のプレーができるかどうか、注目したい。