写真=Getty Images

足首とひざのケガで、自身初の五輪出場が消える

ステファン・カリーはこの8月のリオ五輪に出場しないことを発表した。すでにアメリカ代表にもこの意図を伝えており、代表候補リストから外れることになる。

2014年のワールドカップではアメリカ代表の一員としてプレーしたカリー。その時にはリオ五輪での金メダル獲得に意欲を燃やしていたのだが、このところ続いているひざや足首のケガのことを考えると、夏はしっかり休養期間にあてる考えだ。

「これまでアメリカ代表では素晴らしい経験をさせてもらった。それだけに僕にとっても家族にとっても難しい決断だった」とカリーは言う。「だけど、キャリアのこの段階においてはベストな選択だ」

名実ともに現在のNBAにおけるトッププレーヤーであり、2シーズン連続でレギュラーシーズンMVPに輝いたカリーの欠場は、ファンにとっては寂しい限り。しかし、コンディション不良に見舞われつつも、レギュラーシーズン82試合中79試合に出場し、ウォリアーズのために全力を尽くしてきた。やはり、ここでいったんアクセルを緩めるのが「ベストな選択」なのかもしれない。

スパーズのラマーカス・オルドリッジも、同じくコンディションの問題によりリオ五輪に参加しないことを決断している。