「このチームの成功に必要なことに集中するだけ」
ウォリアーズはケビン・デュラントが退団し、クレイ・トンプソンも膝を手術して長期離脱しており、例年に比べて注目度は決して高くない。それでも10月25日の開幕を前に、ステフィン・カリーはチームに対してこれまでと変わらぬ自信を持っていると『THE ATHLETIC』に語っている。
「あまり評価されていない今の雰囲気は嫌いじゃないんだ。でも、僕らはプレーオフに進出するし、その頃にはクレイも戻って来ると思う。チャンピオンの血統は今のチームにも引き継がれる。そしてプレーオフを勝ち上がっていくんだ」
ロスターは大幅に入れ替わり、多くの若手とともにプレーすることになるが、「リーダーとしてのやり方を変える必要はないと思っている」とカリーは言う。
「このチームの成功に必要なことに集中するだけでいい。バックコートにはディアンジェロ・ラッセルが入るから、彼との間にケミストリーを作り出す。高いレベルでともにプレーする若手もできる限りサポートするつもりだ。でも、そういうリーダーシップを僕は常に発揮してきたつもりだよ。必要な時には声を上げるのが僕だからね。そうやってチームを引っ張っていく」
新たにコンビを組むラッセルについては「次のステップに進むことに、すごく強い意欲を持っている」と信頼を寄せる。
そんなエースに対して指揮官のスティーブ・カーは『ESPN』にこう語る。「ここ5シーズンの彼と何ら変わらないように見えるね。素晴らしいプレシーズンを過ごしたと思う。私が見るに、今の彼はフィジカル的にもメンタル的にもピークにある。最高のシーズンにする準備は万端だ」
カリーがいる限り、ウォリアーズが期待を裏切ることはない。今シーズンは、さほど高くない期待を大きく上回るパフォーマンスを見せてくれそうだ。
Steph (32 points) & D-Lo (29 points) got a whole lot of buckets in the Dubs' preseason finale ?️ pic.twitter.com/QxyUOd35pe
— Golden State Warriors (@warriors) October 19, 2019