開幕に向けチームケミストリーを高める
2019年のドラフト全体1位指名を受けたペリカンズの新人ザイオン・ウィリアムソンが、一般に公開された練習試合でさっそくファン魅了した。
ザイオンのプレーを見ようと、1万人以上が本拠地スムージーキング・センターに詰め掛けた中、試合形式の練習では豪快なダンクを披露。ロンゾ・ボールからのロブを受けてリムを揺らした場面では、会場が大きく沸いた。
練習後には、ルーキーによる『カラオケ大会』も行なわれた。トリを飾ったザイオンは、照れながらマイクを握り歌声を披露した。
公開練習の最後にマイクを渡された球団社長のデイビッド・グリフィンは、「ザイオン、君の歌は酷かったな」とジョークで笑いを誘うと、「ファンの皆さんは、君のダンクを見に来たんだよ。試合中に難易度の高いダンクを何度か外していたこともあるし、最後に強烈なのをお見舞いした方が良いんじゃないか?」と、ザイオンを再びコートに呼んだ。
このリクエストに応えたザイオンは、バックボードに当てたボールを空中でつかんでダンクを決め、イベントを締めくくった。
ザイオンは「ミスター・グリフィンにやらされたよ。でも、楽しかった。ファンのみんなは、『ロンゾ&ザイオンコネクション』を見たかったと思うからね。2度トライして1本は決められたから良かったかな」
ペリカンズのプレシーズンゲームは、7日のホークス戦からスタートする。レギュラーシーズン開幕に向け、『ロンゾ&ザイオンコネクション』の完成度を含め、チームケミストリーのレベルを高めていく。
ZION BLOCK ?
LONZO TO ZION FOR THE SLAM ?#WBD pic.twitter.com/XECqkfC4q5— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) October 5, 2019