アジアカップ3連覇を果たした女子日本代表が帰国、指揮官のトム・ホーバスは「自信があった」と激白

2017/07/31
日本代表
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文=丸山素行 写真=丸山素行、FIBA.com

一つのチームからアシストリーダーが3人

女子日本代表はオーストラリアとの決勝戦を1点差で制し、アジアカップ3連覇を達成した。激闘を終え今朝帰国した女子日本代表が優勝記者会見を行った。

最初に登壇したJBA事務総長を務める田中道博は「選手の12人、スタッフの12人全員で勝ち取ったものだと思います。この成績をバネにさらにチームが飛躍できることを期待しております」とコメント。

次に登壇した東野智弥技術委員会委員長は「アメリカ、ヨーロッパ遠征の17ゲームを経て、よく(アジアカップに)ピークを持って行ったな」とトム・ホーバスの手腕を称賛。また「チーム力がキーワードとなっていますが、まさにその形を作れたと思っています」とチーム一丸となって戦い抜いた選手たちにねぎらいの言葉を送った。

チームを率いたトム・ホーバスヘッドコーチは優勝という結果に「自信があった」と明かした。

「3カ月半一生懸命に練習をやって、オーストラリアや中国、韓国に比べ日本はいっぱい準備したと思う。遠征ではいろいろなチャレンジがあって、答えがあったので結構自信があった」

また藤岡麻菜美(8.2)、吉田亜沙美(6.0)、町田瑠唯(5.2)が、今大会のアシストランキングトップ3を独占したことを受け、「一つのチームからアシストリーダーが3人なんて見たことない。これはわがままな選手がいない、間違いなくチームということです」と喜び、「キツかったけど楽しかった」と締めた。

藤岡「ベテランの力を借りながら若手が一つになった」

会見では選手一人ひとりがコメントした。偉業を達成した選手たちの言葉を紹介したい。

吉田亜沙美
この大会で優勝できてスタートラインに立てたと思います。また世界選手権やオリンピック予選、そしてオリンピックに繋がっていきますが、バスケットを盛り上げて結果を出し、メジャースポーツにするために前に進んでいきたいと思っています。

藤岡麻菜美
個人的には初めてのA代表の試合でしたが、「何か困ったことがあれば何でも聞いていい、フォローするから」とリュウさん(吉田)に言ってもらえて、背中を押してもらいました。ベテランの方の力を借りながら若手が一つになってパフォーマンスが出せたっていうのは良かったと思います。

宮澤夕貴
自分の役割は3ポイントシュートなので今までずっとやってきたので自信を持って打ちました。国際大会でここまで3ポイントを決めることがなかったので、自信を持てたことが収穫です。

町田瑠唯
決勝戦まではあまり自分のプレーがうまくいってなくて、決勝では悔いを残さないようにやりました。今大会で2番ポジションやツーガードで出させてもらったことは良い経験になりました。

河村美幸
初めて代表に参加して、トムさんから自信を持ってプレーしてほしいと言われ、今回自分が出た時に自信を持ってプレーできました。インサイドだけでなく、外のプレーも少しやれることができたのでそれを今後に生かしたいです。

赤穂さくら
今回はプレータイム少なかったんですが、みんなで戦ってチーム一丸でつかみ取った優勝と強く感じ、良かったです。ベンチもすごい楽しかったですし、(ここで吉田から「それダメだろ」のツッコミが入る)先輩もみんな優しかったので、チームの一員になれて良かったです。

髙田真希
ケガ明けだったので不安ありながらだったのですが、最低限の仕事はできたと思います。若い選手が試合を重ねるごとに成長を感じました。1日の練習より1試合のほうが成長の伸びを感じました。一緒に出て頼もしかったです。

大崎佑圭
大会前から渡嘉敷不在となっていましたが、渡嘉敷がいる状況での練習を私たちはしていなかったので、不安は全くなく、今の日本のチャレンジと臨みました。どの大会も勝つのは難しいと思っていましたが、1試合勝つことの難しさ、連覇をするという難しさを痛感しました。

近藤楓
うまくチームの流れを作れなくてなかなかうまくいかなかったです。でも最後、優勝という結果に結びついて良かったです。気持ちが大事ということを感じ、チーム一丸となって戦うことがすごく大事だと分かったことが収穫です。

馬瓜エブリン
大会入るまでは自信がなくてトムコーチにかなり檄を飛ばされていたんですけど、自分で「ジャパンプライドを持って」と言ってしまったので、自信を持ってプレーできて良かったです。

水島沙紀
ずっと不調続きで結果を残せなかったですが、トムさんに最後まで信じていただいて起用してもらえました。それとチームに支えてもらって自信を持って打つことができました。あんなに3ポイントが入ったのは初めてです。オーストラリア戦で結果として残せたことは自信になりました。

長岡萌映子
この合宿に入る前まではまさかこの立場にいるとは思わなかったです。合宿をやるにつれ、試合にでるようになって自信になりました。アース(宮澤)は自分と一緒にリオに行って悔しい思いをして、ネオ(藤岡)は代表から落ちてしまって、この同期の3人で一緒にコートに立ってプレーできて良かったです。