「海外に挑戦することは一つのモチベーション」
日本バスケットボール協会は、中国において開催されたFIBAセントラルボードにおいて、大神雄子が『FIBAプレーヤーズコミッション』(選手委員会)のメンバーに選出されたと発表した。
プレーヤーズコミッションとは、世界で活躍した選手の経験を生かし、選手の地位向上を図る委員会と位置付けられており、選手の目線からFIBAのあらゆる活動に対して提言、提案を行っていくもの。3×3のプレーヤー2名を含めた全16名で構成され、チェアマンには元NBA選手でドイツ代表のスーパースターであるダーク・ノビツキーが就任した。
これを受けて大神は、自身のInstagramで次のような投稿をしている。
「選手時代にも海外に挑戦することは1つのモチベーションとして向かっていましたが、こうして引退後にも海外に挑戦させていただく場をいただき驚きと責任と今結構感情がおぉーってなっております」
「でも、1番には今まで出会った全ての方に感謝すること。そして同時にその場所でしか学べないこと、発信できないこともあると思いますので、しっかり任務を遂行すべく務めてまいります」
なおコメントの最後にハッシュタグで「#委員長はノビツキー ということは #上司はノビツキー」と驚き顔の絵文字とともに投稿している。
日本代表の中心選手として長く活躍しながら、プレーヤーの地位向上に取り組んできた大神は、2018年に現役を引退した後も活動の場を広げている。日本バスケットボール界のために、新たな世界に飛び込んでいく大神の今後にも期待したい。