球団はウェイブせずトレードの交渉材料とする考え

ウォリアーズのクリスタプス・ポルジンギスが、コンディション不良を理由にバスケットボールから一時離脱することを発表した。

ポルジンギスは自身のSNSで「ウォリアーズに最大限の敬意を払い、双方が納得できる解決策を見つけたい」と投稿。「体調自体は悪くないが、トップレベルで戦うために何が必要かは理解している。今の自分は自分が求めるパフォーマンスレベルに達していない。今は健康を優先して、愛するバスケットボールから離れる決断をした」と現在の胸中を明かしている。

今年6月にウォリアーズと2年総額4000万ドル(約32億円)の延長契約を結んだポルジンギスだが、トレーニングキャンプに向けた調整の中で身体が思うように反応しなかったという。チームの初練習の2日前、マイク・ダンリービーGMに合流を見送る旨を電話で伝え、その後チームから離れる決断を下した。

ただ、今回の発表は正式な現役引退を意味するものではない。ウォリアーズは現在彼の年俸支払いを取り止めているものの、6勝3敗と好スタートを切っており、補強に向けたトレード市場を見極めるためにも契約解除する予定はないという。ポルジンギスの2000万ドル枠は、来年2月のトレード期限に向けた交渉のコマとして活用される見込みだ。

ポルジンギスもトレードに応じる姿勢を見せており、来季の保証額が300万ドルにとどまることから、長期契約の整理や即座の資金節約を目指す他チームにとっても魅力的な選択肢となり得る。

セルティックス在籍時のウイルス性疾患や長年の足のケガに苦しんできたビッグマンが、再びコートに戻るための決断を下した。果たしてどのような解決策が導き出されるのか、今後の動向が注目される。