前半は相手の3ポイントシュートを9本中1本に抑える

11月4日、アルバルク東京は『東アジアスーパーリーグ(EASL)』のグループステージ2戦目となるTSGゴーストホークス戦を敵地で戦い、85-90で逆転負けを喫した。

A東京はテーブス海とキヨンテ・ジョンソンをロスターから外し、小酒部泰暉、安藤周人、デジョン・ジャロウ、ザック・バランスキー、ライアン・ロシターの5人で試合をスタート。A東京はゴーストホークスの217cmのセンター、オンドレイ・バルヴィンとガードの2メンゲームに手を焼くも、積極的なペイントタッチによって様々な選手が攻撃の起点となって応戦し、2点リードで第2クォーターへ。

第1クォーター終盤から試していた大倉颯太、中村浩陸、飯田遼による3ガードがハマらず逆転を許してしまうが、開始2分半でロシターをコートに戻すと、オフェンスが機能し始める。ロシターがアウトサイドで構えることでビッグマンを引きつけ、スペースの空いたペイントエリアにジャロウがドライブで切り込んで連続得点を決める。攻撃のタクトを任されたロシターは、広い視野からアシストを連発して試合の主導権を奪い返し、40-32で前半を終了する。

ハーフタイム中のフラッシュインタビューでライアン・リッチマンヘッドコーチは、相手の3ポイントシュートを9本中1本(11.1%)に抑えられたことに対して「フィジカルに、そしてアグレッシブにプレーした結果です。今後も相手に心地よくプレーさせないかは自分たち次第です」と答えた。

残り5分までリードする展開から守りきれず

しかし、後半に入るとこれまで鳴りをひそめていたゴーストホークスの3ポイントシュートが当たりだし、前半のリードを開始2分半で溶かしてしまうだけでなく、逆転も許してしまう。A東京は焦りからか、外角のシュートに頼ってしまい、リズムを崩して得点が止まってしまうが、ディージェイ・ホグを投入することでフロアバランスが改善されリズムを取り戻した。残り3分を切ってからはジャロウがポイントガードの役割を担うと、巧みなボールハンドリングから相手を振り切って転倒させる『アンクルブレイク』を決めて、大倉の3ポイントシュートをお膳立て。自身も積極的なドライブから得点を量産し、68-59と突き放して最終クォーターを迎える。

第4クォーターに入ってもA東京は、ジャロウのアイソレーションからファウルを誘発してフリースローで得点を重ねていく。しかし、ゴーストホークスの3ポイントシュートの勢いが止まらず、残り4分40秒でついに同点に追いつかれてしまう。そこから一進一退の攻防が続いた。ホグやジャロウがドライブから得点を決めるが、ゴーストホークスはガード陣がバルヴィンとのピックプレーで決め返すと、残り2分にジョーダン・キャロラインに難しい体勢から3ポイントシュートを決められて、83-86と一歩前に出られてしまう。焦る時間ではなかったが、個人技に頼ったA東京は得点を決めきれず、ファウルゲームに切り替えて望みを繋ぐ。4点ビハインドで迎えた残り16秒、キャロラインが2本目のフリースローを落とすが、バルヴィンにオフェンスリバウンドを奪われてしまい、A東京は万事休すとなった。

第4クォーターの残り5分まで試合を優位に進めていたA東京だったが、ゲームクロージングで綻びが生まれた。前半は1本に抑えていたゴーストホークスの3ポイントシュートは、後半に入ってからは10本も決められてしまい、ハームタイムでリッチマンヘッドコーチが話していたことを遂行しきれなかった。またリバウンドでも24-47と大きく水を開けられたことも響いた。

これでA東京はグループリーグの成績を1勝1敗とした。次戦は12月9日にゴーストホークスを初戦で破った、高陽ソノ・スカイガンナーズ(韓国)と敵地で対戦する。