緊急事態にオチャイ・アバジを獲得
現地時間10月30日、サンダーは主力ビッグマンのチェット・ホルムグレンが右膝の膝蓋腱断裂により、8〜10週間にわたって戦線を離脱すると発表した。
サンダーにとっては悪夢のような1週間となった。チームはすでにクリッパーズ戦で負傷したフォワードのジェイレン・ウィリアムズ(腓骨骨折および足首脱臼)とガードのケイソン・ウォレス(関節唇断裂)を欠いており、ホルムグレンの離脱によりわずか数日の間に先発3名を失う非常事態に直面している。
チームの発表によれば、ホルムグレンは日曜日に右膝へ軽い違和感を覚えた後、複数の専門医の診察を受診。検査の結果『軽度』の断裂が確認され、金曜日に生体治療(バイオロジカル治療)を受ける決断が下されたという。
2022年のドラフト全体2位指名を受けてNBA入りしたホルムグレンにとって、大きな故障に見舞われるのはキャリア3度目となる。ルーキーイヤーとなるはずだった2022-23シーズンを開幕前の右足骨折で全休。2024-25シーズンにも骨盤骨折で数カ月の離脱を余儀なくされたが、復帰後は攻守の要としてチームの王座獲得に大きく貢献していた。昨シーズンは平均17.1得点、8.9リバウンド、1.9ブロックを記録し、オールディフェンシブ・ファーストチームとオールNBAサードチームに選出されるなど、リーグ屈指の存在へと上り詰めた矢先の離脱となった。
なお、サンダーは相次ぐ主力の離脱に伴い、オチャイ・アバジと契約を結んだ。アバジは、2022年のNBAドラフトでキャバリアーズが全体14位で指名したウイングプレイヤーで、これまでにジャズ、ラプターズ、ネッツでプレーしてきた。昨シーズンはラプターズで42試合、ネッツで20試合に出場し、平均15.7分のプレータイムで5.1得点、2.3リバウンドを記録した。
チームは4勝1敗と上々の滑り出しとなったが、若きタレント集団に最大の試練が訪れている。
