ここまでリーグ2位の平均33.3得点を記録
ティンバーウルブズのエースガード、アンソニー・エドワーズが痛みを抱えていた右膝の手術を受けることになり、戦線離脱の期間は最大で2カ月に及ぶ見込みだと『ESPN』が報じた。
エドワーズの右膝に異変が見られたのはホームで行われたラプターズ戦。試合中に右膝を押さえる仕草を見せ、翌日のキャバリアーズ戦を前にした故障者レポートでは「Questionable(出場不透明)」に指定されていた。指揮官のクリス・フィンチヘッドコーチは試合前の会見で「日々の状態を見て判断する」と語り、長期離脱の懸念を一蹴していた。試合直前のウォーミングアップを経て出場に踏み切ったエドワーズは、今シーズン最長となる41分間のプレータイムを記録。チームは延長の末に125-127で惜敗したが、エドワーズ自身は驚異的な集中力で47得点を奪った。
この試合でエドワーズは開幕戦に続いて今シーズン2度目の「45得点以上」をマーク。開幕4試合で45得点以上のゲームを複数回記録したNBA史上わずか4人目の選手となり、リーグ屈指のスコアラーとしての存在感をあらためて見せつけていた。しかし、その華々しいパフォーマンスの裏で、右膝は限界に達していた。
エドワーズにとって右膝の故障は初めてではない。昨シーズンも同箇所の「ランナー膝」に悩まされ、レギュラーシーズン終盤の22試合中9試合を欠場。さらにプレーオフ1回戦では左膝の過伸展に見舞われるなど、キャリア最多となる計21試合の欠場を余儀なくされていた。
今オフは膝の回復を最優先にして、万全のコンディションでシーズンに臨んだはずだった。開幕4試合でのスタッツは平均33.3得点(リーグ2位)、4.8リバウンド、3.5アシスト、フィールドゴール成功率48%と、キャリア最高の数字を残していただけに、チームにとっても本人にとっても悔やまれる離脱となった。
現在3勝1敗と好スタートを切っているウルブズだが、エドワーズ不在の穴をどう埋めるかが今後の死活問題となる。幸いなことに、エドワーズが21試合欠場した昨シーズンも、チームはディフェンスを軸に粘り強く戦い、彼がいない期間を12勝9敗と勝ち越して乗り切った実績がある。
ウルブズは次戦、ホームでウォリアーズを迎え撃つ。西の上位争いに踏みとどまるため、チーム全員でこの逆境を乗り越える戦いがここから始まる。
