「もう一度選手として、挑戦をしてみたい」
今日、Wリーグは2019-20シーズンの各チームの確定ロスターを発表した。
この中でのサプライズは、JX-ENEOSサンフラワーズに吉田亜沙美が登録されたこと。JX-ENEOSも吉田の現役復帰を発表するとともに、また吉田のコメントを出している。
吉田のコメントは次の通り。
「この度、JX-ENEOSサンフラワーズの選手としてチームに合流することになりました。今年3月末に開いた会見までは、現役引退を決断したことに対する後悔や戸惑いなどは微塵もありませんでした。しかしながら、その後あらためて自分と向き合い、これまでの長きに亘る選手生活をゆっくり振り返る中で、色々なバスケの試合やプレーする子供たちの姿を見たときに、心の底からやっぱり『バスケットボールが大好きなんだな』と思える瞬間が幾度となくあり、それが日に日に私の心を満たしていきました。それが、『もう一度選手として、挑戦をしてみたい』という強い気持ちに変わり、関係者の皆さまと相談の上、再度サンフラワーズの選手として登録させていただくこととなりました」
「引退会見まで開きながらこのタイミングですぐに選手復帰するということは、自身の我儘だとは重々承知しておりますが、コートでのプレーで皆様にお応えしたいと思っています。私にチャンスを与えて下さったことに対し、チーム、バスケ関係者、ファンの皆さまへの感謝の気持ちを忘れずに、これまで以上の気持ちを持ってバスケットボールに打ち込んで参りますので、どうぞよろしくお願いします」