ロブ・ディリングハム

開幕に向けたホーネッツのロスター整理は続く

ホーネッツが慌ただしい動きを見せている。オフシーズン前半のラメロ・ボールのトレードを皮切りにベテランの獲得、期待の若手の負傷、そして緊急補強と続いている。

まずホーネッツはホークスとの間でトレードを成立させた。ベテランフォワードのドリアン・フィニー=スミスをホークスへ放出する見返りとして、バディ・ヒールド、ライアン・ネムハード、金銭を獲得した。このトレードにより、チームは実績あるベテランシューターのヒールドと、昨季マーベリックスで60試合に出場(平均6.6得点、5.3アシスト)し頭角を現した若手ポイントガードのネムハードを手に入れた。

しかし、バックコートの再編を進めるチームに衝撃が走ったのはトレード完了直前のことだった。2年目ガードとして期待されるコン・クヌッペルが左ハムストリングを負傷。プレシーズンを全休し、レギュラーシーズン開幕戦への出場も危ぶまれる事態となった。ラメロを放出し、クヌッペルまでもが離脱したことで、チームは即戦力かつ将来性のある司令塔の獲得へ緊急で動く必要性に迫られた。

そして、ホークスから獲得したばかりのヒールドと金銭をブルズへ放出し、2024年ドラフト全体8位指名を受けた21歳のガード、ロブ・ディリングハムを獲得。クヌッペルの穴を埋めつつ、再建期にあるチームでディリングハムに大きな役割を与える決断を下した。また、この取引で960万ドル(約14億円)のトレード・エクセプション(例外条項)も生み出している。

なお、ヒールドを獲得したブルズ側は、彼の持つ高いアウトサイドシュート力とチームへの好影響を高く評価。ブルズのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるブライソン・グラハムとヒールドはペリカンズ時代に旧知の仲であり、双方にとってメリットのある取引となった。

ホーネッツのポイントガード陣には新加入のディリンガムに加え、コービー・ホワイトのバックアップとしてデニス・シュルーダーやドラフト1巡目18位指名のクリスチャン・アンダーソンが控えており、ロスターを整理しなければならず、ホークス経由で加入したネムハードを早速ウェイブした。

慌ただしい動きの中で将来有望なディリンガムを射止めたホーネッツだが、開幕までにどの選手をロスターから外すのか。フロント陣の最終判断に注目が集まる。