レブロンが去り、ドンチッチとリーブス体制が正式始動

レイカーズのシーズン開幕記者会見は、ロブ・ペリンカGMのレブロン・ジェームズへの感謝で始まった。「レイカーズは本来あるべき姿として毎年プレーオフに進出するチームとなった。心から感謝している」。レブロンがセブンティシクサーズへの移籍を決めるまでの過程についても、「友好的で、プロフェッショナルで、非常に気品ある形で進められた」と、円満な別れであることを強調した。

新たな章の出発点として、ペリンカとヘッドコーチのJJ・レディックが定めた柱は3つあった。オースティン・リーブスの引き留め、フランチャイズの中心となるセンターの獲得、そしてレディックが掲げる『ドリブル、パス、シュート』ができる若い選手たちで選手層を厚くすることだ。28歳のリーブスと27歳のルカ・ドンチッチと世代を合わせた編成となった。

最大の補強はウォーカー・ケスラーで、ジャズから2031年と2033年の1巡目指名権、2028年と2030年の1巡目指名交換とのトレードで獲得した。「ルカとオースティンに完璧にフィットする、攻守に活躍できる25歳のセンターは、市場にほとんど存在しない。圧倒的な供給不足だ。ルカのようなスーパースターがいる時にそのチャンスが来たら、絶対につかみ取らなければならない」とペリンカGMは説明する。

レディックはケスラーの役割を守備面から説明した。過去2年間は1番から5番までスイッチを多用してきたディフェンスは、ケスラーをゴール下に置く形に変わる。オフェンスでは「ウチのガード陣はロブパスが大好きで、昨シーズンはロブダンクの数がリーグトップだった。ルカとAR(リーブス)との相性はもちろん、チームの次なるフェイズを構築する上で完璧なフィットだ」

レブロン不在のリーダーシップについて問われたレディックは、「このチームは彼らのチームだ」とドンチッチとリーブスの名を挙げた。ドンチッチは母国スロベニアへの5日間の遠征を自ら企画し、選手たちは結束を強めたという。

新シーズンのテーマにレディックが掲げたのは『繋がり』だ。「過去6年から7年のNBAでは、最も強固に繋がっているチームが最も強い。今の時点で優勝レベルに達しているチームはリーグ内に存在しないが、我々は必ず優勝レベルのチームへ進化できると確信している」とレディックは力強く語った。