
欧州勢の3ポイントシュート対策に活路を見出せず
『FIBA女子ワールドカップ2026』に出場している女子日本代表は、準々決勝進出決定戦でハンガリーに63-84で敗れて大会を終了した。
日本は第1クォーターに12-20とリードを許すが、第2クォーターは町田瑠唯のスティールから馬瓜ステファニーがファストブレイクで3ポイントシュートを決めると、渡嘉敷来夢もブロックショットで守備に貢献し、34-37と3点差まで引き戻す。しかし後半開始から0-7のランを浴び、いきなり2桁のビハインドを背負うと、その後も連続得点が奪えずに反撃のきっかけをつかめない。13点ビハインドで迎えた最終クォーターも、突破口を見出すことができずに突き放され、タイムアップを迎えた。
日本はオフェンスリバウンドで相手を上回る12本を獲得し、ターンオーバーから20得点を奪ったが、生命線となる3ポイントシュートは対策を講じられて33本中7本(21.2%)の成功と、この試合でも不発に終わった。先発ポイントガードの田中こころが11得点、途中出場の町田が12アシストとオフェンスを牽引したが、チーム全体のフィールドゴールは31.9%と苦戦を強いられた。一方、ハンガリーにはフィールドゴール成功率50%(28/56)と高確率で決められ、ディフェンスも機能しなかった。
12チームで争われた前回大会は予選を突破することはできなかったが、16チームが出場した今大会では決勝トーナメントに進出。大会を通じて田中は平均14.8得点を記録して得点能力の高さを証明し、今野紀花も10.0得点、フィールドゴール成功率59.3%をマークしたことは個人として収穫に。それでも、高いパフォーマンスを発揮して勝利したマリ戦以降は、攻守ともに圧倒され3連敗と、厳しい現実を突きつけられた。今後は大会で浮き彫りとなった課題に、真摯に向き合っていく必要がある。