ベスト8でアメリカとの対戦を避けるには2位以上が必須
女子日本代表は『FIBA女子ワールドカップ2026』の第2戦で開催国のドイツに58-74で敗れた。
初戦のマリ戦では大会記録となる20本の3ポイントシュートを成功させて逆転勝利を挙げたが、ドイツ戦ではアウトサイドシュートを徹底的に警戒され、長距離砲は27本中わずか3本の成功(11%)に封じ込まれた。第2クォーターにアジャストし5点差で試合を折り返したが、最後までリズムをつかめずに突き放され、手痛い黒星を喫した。
この結果により、グループAは4チームすべてが1勝1敗で並ぶことに。予選ラウンド最終戦となる格上スペイン代表(FIBAランキング6位)との決戦を前に、日本(同10位)の現状とグループ突破シナリオを整理する。
第2戦終了時点でのグループAの順位は以下の通り ※()は得失点差
1位 スペイン(+21)
2位 マリ (+4)
3位 日本 (-11)
4位 ドイツ (-14)
勝敗が並んだ場合、当該チーム間の直接対決結果、次いで該当試合での得失点差が順位決定の優先基準となる。グループリーグ1位は無条件で準々決勝(ベスト8)進出が確定し、2位および3位は決勝トーナメント進出をかけたクロスオーバー(決定戦)へ回る。
日本がスペインに勝利した場合、マリがドイツに勝つとグループ1位、ドイツがマリに勝つとグループ2位でグループフェイズ突破が決まる。問題はスペインに敗れた場合だ。スペインに敗れて1勝2敗となった場合、同刻に行われるマリvsドイツの結果に日本の命運が委ねられる。ドイツがマリに勝利した場合は日本は3位となり、マリがドイツに勝利した場合は日本は予選敗退となる。
結論、日本は仮にスペインに敗れても、ドイツがマリに勝利すれば予選敗退は免れるが、その先を見据えると2位以上での予選突破が求められる。というのも、3位でグループを突破した場合はグループB2位の国(ハンガリーvs韓国の勝者)と対戦するが、それに勝利しても準々決勝の相手はグループDの1位で、普通に考えれば『絶対女王』アメリカが相手となる。
もちろん簡単な対戦相手などいないが、メダル獲得を目指す以上、早い段階でのアメリカとの対戦は避けたいところだ。すなわち、このシナリオを避けるにはグループを2位以上で突破する必要がある。新たな歴史を作るには、スペインに勝利するしかない。
