2020年に向けて思い切った若手起用、平均年齢23.6歳に

日本バスケットボール協会は昨日、アジアカップに挑む日本代表メンバー12選手を発表した。

驚いたのは日本のエース、渡嘉敷来夢が招集から外れたこと。「コーチングスタッフで協議の結果、今大会の出場は見送ることとなりました」と発表されているが、渡嘉敷はアメリカのシアトルストームでのシーズンの真っ最中。7月23日から29日のアジアカップ大会期間中にもWNBAの試合が組まれており、こちらを優先した形だ。またもう一人、リオ五輪で先発を務めた本川紗奈生もメンバーから外れた。こちらはケガでコンディションが整わないのが理由だろう。

渡嘉敷が不在となるインサイドでは、リオ組の大﨑佑圭(旧姓間宮)と髙田真希のさらなる奮起に加え、代表初招集となった22歳の河村美幸、21歳の赤穂さくらの若手に期待したい。また本川の代役としては昨シーズンのトヨタ自動車で大活躍した水島沙紀に期待がかかる。

このメンバーで今週末のウイングアリーナ刈谷(愛知県)で行われる国際親善試合オランダ戦に臨み、7月23日開幕のアジアカップに備える。

女子日本代表は2013年に43年ぶり2回目のアジア制覇を果たし、2015年には連覇を達成。そして昨年のリオ五輪ではベスト8進出を果たした。今回は攻守ともに『走るバスケット』というコンセプトは変わらないが、思い切った選手選考で平均年齢23.6歳の若いチームに。目指すはアジア3連覇だが、今回より大会方式が変わり、オセアニアからオーストラリア(FIBAランク4位)とニュージーランド(同38位)が加わり、競争は熾烈さを増している。

リオ五輪でアシスタントコーチを務め、今年からヘッドコーチへと昇格したトム・ホーバスの下、リオ五輪のチームよりも進化したバスケットを見せてくれることに期待したい。まずは今週末、ウイングアリーナ刈谷でのパフォーマンスが楽しみだ。


FIBA女子アジアカップ2017 女子日本代表メンバー
2017年7月5日発表 12名
背番号 名 前 Pos. 身長/体重 生年月日 所属チーム
0 長岡萌映子 NAGAOKA Moeko SF 182cm/74kg 1993/12/29 トヨタ自動車アンテロープス
1 藤岡麻菜美 FUJIOKA Manami PG 170cm/60kg 1994/2/1 JX-ENEOSサンフラワーズ
6 大﨑佑圭 OSAKI Yuka C 185cm/75kg 1990/4/3 JX-ENEOSサンフラワーズ
7 水島沙紀 MIZUSHIMA Saki SG 172cm/59kg 1991/4/24 トヨタ自動車アンテロープス
8 髙田真希 TAKADA Maki PF 183cm/78kg 1989/8/23 デンソー アイリス
12 吉田亜沙美 YOSHIDA Asami PG 165cm/62kg 1987/10/9 JX-ENEOSサンフラワーズ
13 町田瑠唯 MACHIDA Rui PG 162cm/56kg 1993/3/8 富士通レッドウェーブ
20 近藤楓 KONDO Kaede SG 173cm/63kg 1991/10/6 トヨタ自動車アンテロープス
22 河村美幸 KAWAMURA Miyuki PF 185cm/75kg 1994/10/27 シャンソン化粧品
30 馬瓜エブリン MAWULI Evelyn SF 180cm/80kg 1995/6/2 トヨタ自動車アンテロープス
39 赤穂さくら AKAHO Sakura PF 184cm/78kg 1996/4/30 デンソー アイリス
52 宮澤夕貴 MIYAZAWA Yuki SF 182cm/69kg 1993/6/2 JX-ENEOSサンフラワーズ
トム・ホーバスHOVASSE Tom ヘッドコーチ