ジャズは3&Dの補強に加え金銭を獲得
ティンバーウルブズとジャズの間でトレードが成立したと『ESPN』が報じた。
このトレードでウルブズのジョシュ・グリーンと金銭がジャズへ、ジャズのコディ・ウィリアムズとジョン・コンチャーがウルブズへ移籍することに。なお、ウルブズは2024年ドラフト1巡目10位指名のウィリアムズを保持し、コンチャーについては解雇後に年俸を複数年に分散して支払うウェイブ&ストレッチを適用する見込みだ。
今オフのウルブズはジュリアス・ランドルやナズ・リードらを放出してホーネッツからラメロ・ボールを獲得する大型トレードを敢行。アンソニー・エドワーズとの強力なヤングバックコートを結成した他、アヨ・ドスンムとの大型延長契約などロスターの大刷新を進めていた。さらに先日、ジョナサン・クミンガと2年1240万ドル(約19億円)の契約を結んだ。このクミンガ獲得を正式に完了させ、セカンドエプロンを回避するための空き枠確保として、年俸1470万ドルのグリーンの放出が必須となっていた。
今夏にホーネッツからウルブズへ移籍してきたばかりのグリーンだったが、バックコート陣の層が厚くなったチーム事情もあり、公式戦で1分もプレーすることなく再び移籍することになった。
一方のジャズにとっても、今回の補強は明確な狙いがある。今オフのジャズは、ドラフト全体2位で大型ガードのダリン・ピーターソンを指名した他、ウォーカー・ケスラーのサイン&トレードで大量の指名権資産を獲得。インサイド陣を刷新して再建からの脱却を図る中、手薄だったアウトサイドのディフェンス力とシュート力を計算できる3&Dの補強ポイントに、実力派のグリーンが合致した形だ。
タイトル奪還へ向けてクミンガという最後のパズルのピースをはめ込んだウルブズと、実力派ウイングを加えてプレーオフ争いへのステップアップを狙うジャズ。西の勢力図に影響を与えかねない、思惑が一致したトレードとなった。
