我慢し続けた末の逆転劇

8月14日、女子日本代表が女子韓国代表との『三井不動産カップ2026(東京大会)』の第2戦に臨んだ。

日本の先発は町田瑠唯、田中こころ、東藤なな子、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人。初戦は14-0とスタートダッシュに成功した日本だったが、トランジションやコミュニケーションミスから3ポイントシュートを許し、町田と林咲希の長距離砲がエアボールになるなど攻守に精彩を欠き、先行されてしまう。朝比奈あずさがチーム最初の3ポイントシュートを成功させたがその後が続かない。日本の9.1%(1/11)に対し、50.0%(5/10)と高確率で3ポイントシュートを決めた韓国が22-9とリードして第1クォーターを終えた。

序盤は縦への突破が少なかったが、田中と東藤がドライブからスコアしたことでオフェンスが活性化。星杏璃も3ポイントシュートを成功させると、残り5分にはこの試合初めてとなるトランジションスリーを薮未奈海が射抜き、5点差に詰め寄った。だが、ここから連動した韓国のハーフコートオフェンスに再び苦しみ、35-45と突き放されて前半を終えた。

その後も日本はターンオーバーからトランジションスリーを決められ、速攻に転じる場面でスティールされ、リバウンド争いでファウルをコールされるなど、噛み合わない展開が続く。馬瓜ステファニーがミドルシュートや速攻など個で打開し、8連続得点と気を吐いたが、主導権を握れずに7点ビハインドで最終クォーターを迎えた。

ここまで自滅の展開が続いてきたが、星のコーナースリーが決まって流れに乗ると、東藤が執念のディフェンスからポゼッションを奪い、朝比奈のイージーバスケットに繋げる。そして、攻守が噛み合った日本は残り5分、田中がドライブからバスケット・カウントを誘発する3点プレーでついに逆転した。

このまま日本が押し切るかに思えたが、直後に3ポイントシュートを決め返されて再逆転を許すと、その後もタフショットを決められてしまう。4点ビハインドで迎えた残り46秒には田中の軽率なパスミスから、ポゼッションを渡した。それでも、2点ビハインドで迎えたラストポゼッション、田中が終了間際に3ポイントシュートをねじ込み、78-77で逆転勝利を収めた。