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ウェストブルックを無得点に抑えた第3クォーターが決め手に

サンダーとのカンファレンス決勝、ウォリアーズは予想以上の苦戦を強いられた。今シーズン初の連敗を喫し、1勝3敗と崖っぷちの状況に追い込まれたのだ。だが、そこから、センター陣の復調やスプラッシュブラザーズの活躍によって対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、ホームでの最終戦へと持ち込んだ。

序盤は第6戦同様に、ケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルックの超強力デュオを筆頭にバランスのいいオフェンスで先行される。第2クォーター開始5分、ウェストブルックのアシストからアンドレ・ロバーソンのシュートで3-11のランを決められ、13点のリードを許す。しかし、すぐさまクレイ・トンプソンが3ポイントシュートを返し点差を縮めていく。

第2クォーター残り5秒、ウェストブルックにバスケットカウントを決められる。フリースローも決められ、意気消沈のオラクルアリーナ。だが、エンドラインからパスを受けたカリーが、あきらめずにそのままゴールまで持っていく。ブザーと同時にレイアップシュートを沈め、反撃ムードを呼び戻した状態でハーフタイムを迎える。

第3クォーター、ウォリアーズの爆発力がサンダーを襲う。カリー、トンプソン、アンドレ・イグダーラが連続で3ポイントシュートを成功させ点差をワンポゼッションまで縮める。そして、カリーが2本連続で3ポイントシュートを沈めて逆転。この試合で初めてリードを奪われたサンダーはたまらずタイムアウトを取り、立て直しを図ろうとするが、ここからウォリアーズはディフェンスが奮起し、ウェストブルックを第3クォーター無得点に抑え切った。

ここで輝いたのがウォリアーズの控えメンバーだ。ショーン・リビングストンがバスケット・カウントを決めれば、リアンドロ・バルボウサ、アンダーソン・ヴァレジャオもゴールを決め、セカンドユニットの力で点差を広げていった。このクォーターを29-12と大差で支配し、主導権を握り返した。

最終クォーターに入ると、追い詰められたサンダーの反撃を浴びる。サージ・イバーカの3ポイントシュートやデュラントのシュートで4点差まで詰め寄られるも、ここでスプラッシュブラザーズが3ポイントシュートを互いに沈め、サンダーの反撃を断ち切った。カリーは最後の1分17秒間で3本のフリースローと3ポイントシュートを沈め、プレーオフで台風の目となったサンダーに引導を渡した。

96-88で勝利したウォリアーズは、カリーが両チームトップの36得点、トンプソンが21得点とスプラッシュブラザーズの2人で57得点を稼いた。また、出場した全選手が得点を挙げ、まさにチーム一丸となって戦った。サンダーは途中までリードしながらも第3クォーターに逆転され、無念の敗北となった。

これで今年のファイナル2チームが出揃った。西カンファレンスからはウォリアーズ、東カンファレンスからはキャバリアーズとなった。内容は違えど順当に西と東の優勝チーム同士の戦いとなり、奇しくも2年連続同じカードのファイナルとなった。

7戦までもつれる死闘を演じ、互いの健闘を称え合うカリーとデュラント