兄のタナシス、弟のコスタスも代表入り
2018-19シーズンのMVPに輝いたバックスのヤニス・アデトクンボは、今月下旬から中国で開催されるFIBAワールドカップに、ギリシャ代表として出場する。
ギリシャはFIBAランキング8位の強豪で、日本で開催された2006年の大会でも銀メダルを獲得した。
アデトクンボにとっては、代表参加は2年半ぶり。この2年は自身のレベルアップのためにシーズンオフを使い、昨年はコービー・ブライアントとの練習も実現させ、名実ともにNBAの顔の一人となった。
今大会には、同じNBA選手である兄のタナシス、弟のコスタスもギリシャ代表として出場する。
アデトクンボは、ワールドカップ出場に関して、「最高だね。2年という時を経て、また母国を代表できるのは素晴らしいこと。兄弟も一緒にトレーニングキャンプに参加するから、それもうれしいよ」と、『Eurohoops』に語った。
グループFのギリシャは、一次グループでブラジル、モンテネグロ、ニュージーランドと対戦する。
厳しい戦いが予想されるが、アデトクンボは代表ロスター発表の会見後『Xinhua』の取材に応じ、「今大会で何よりも楽しみなのは、試合を楽しんでハードにプレーすること」とコメントし、楽しむことにフォーカスしている。
強豪がひしめく大会で勝ち進み、東京オリンピック出場権を獲得できるかどうかは、エースのアデトクンボにかかっている。