「ウォリアーズでの経験を伝えたい」
ジョーダン・ベルは、このオフを制限付きフリーエージェントとして迎えた。
ベルにクオリファイングオファーを提示したウォリアーズは、他チームからオファーがあってもマッチして流出を阻止すると思われた。だが、ネッツとのサイン&トレードでディアンジェロ・ラッセルを獲得した後で方針を変え、ウォリアーズはベルに提示したクオリファイングオファーを取り下げた。
そして7月上旬、フリーエージェントになったベルはティンバーウルブズと契約した。
ウォリアーズを退団したベルは、「自分にとってのチャンスだった。代理人には、金額ではなく、自分はプレーするチャンスが欲しいと最初から伝えていたんだ」と、『Basketball Insiders』に語った。
「自分は、バスケットボール選手として成長したい。夏の間も猛特訓しているし、シーズンが始まっても同じ。ウォリアーズは、自分にとって素晴らしいチャンスになった。最高のチャンスを与えてもらえたけれど、もっと良い選手になりたい。これからも成長し続けたいんだ。違うチームに移籍することで、自分のプレーの幅を広げられる」
1年目から57試合に出場し、2018年の優勝に貢献したベルだったが、2年目の昨シーズンはプレータイムを安定して得られなかった。それでもプレーオフで先発に起用されると結果を残し、チームの5年連続NBAファイナル進出に貢献した。
ベルは、ウォリアーズでの2年でベテランたちから学んだことを、若い選手の多いウルブズにもたらしたいと話した。
「周りの選手の力を引き出したい。(ウルブズでは)カール(アンソニー・タウンズ)と(アンドリュー)ウィギンズがオフェンスの中心で、自分がディフェンスをコントロールする側に立つと思う」
「僕は、ウォリアーズでの2年で優勝した経験、ドレイモンド(グリーン)、KD(ケビン・デュラント)、アンドレ(イグダーラ)たちから学んだものを伝えたい。このチームは特別なグループで、来シーズンは結果を残せると思っている」
"You can tell there’s a culture change over here and it’s something I’d love to be a part of." — @1jordanbell pic.twitter.com/UDUqUL46po
— Timberwolves (@Timberwolves) July 27, 2019