マイルズ・ターナー

「効率の良い動きができている」とヨガの効果を絶賛

ペイサーズのマイルズ・ターナーは、昨年のオフからヨガをトレーニングに取り入れている。その効果は個人スタッツを見れば一目瞭然で、昨シーズンにはリーグ1位の平均2.7ブロックを記録し、リーグでも屈指のディフェンダーへと成長した。

このオフもヨガトレーニングを続けているターナーは、その効果について「左右の動きに役立っている」と自身のウェブサイトに語った。

「横への移動が楽だし、自分のイメージ通りに動けている。おかげでピック&ロールのカバーも難なくこなせるし、後ろに下がる動きも苦にならない。効率の良い動きができているんだ」

ベーシックなポージングから、逆さまに近いアクロバティックな動きも行なう『ヴィンヤサフローヨガ』を続けているターナーは、身体の柔軟性が増したことでケガも減ったと言う。今夏にはアメリカ代表の一員としてワールドカップに出場する可能性もあるだけに、コンディショニングは今まで以上に大切なものとなっている。

ターナーは「あまり筋肉が痙攣しなくなったし、股関節も柔らかくなった。そのおかげで回復も早くなっていると感じる。ウェイトトレーニングからの回復が早まれば身体への負担も軽減されるし、良いワークアウトができるようになる」

すでにビギナーではなくなったとはいえ、一般的な体型の人間でも難しいポーズを、7フッター(213cm)に近いビッグマンがこなしているのだから、その身体能力には驚かされるばかりだ。
自身のInstagramに投稿された画像を見る限り、代表合宿に向けて、すでにコンディションも整っている。

今年のオフは呼吸法と、意識を整理する方法に力を入れているという『ヨガマスター』のターナー。新たなテクニックをバスケットボールコートの上でどう生かすのか、ワールドカップに出場するメンバーを選考する代表合宿も含め、今後さらなる成長が期待される選手の一人だ。