田中こころ

今後は日本人5人目となるWNBAデビューを目指すことに

女子最高峰のプロリーグWNBAのドラフトが行われ、田中こころがヴァルキリーズから3巡目全体38位で指名された。

20歳の田中は、桜花学園からWリーグのENEOSサンフラワーズに加入して2年目のシーズンを終えたばかり。日本代表として昨夏の『FIBA女子アジアカップ2025』でフル代表デビューを果たすと、得点源として準優勝に大きく貢献。3月に行われた『FIBA女子ワールドカップ2026予選トーナメント』でも中心選手の一人として活躍している。

このまま田中が開幕ロスター入りを勝ち取った場合、日本人選手としては萩原美樹子、大神雄子、渡嘉敷来夢、町田瑠唯に続く史上5人目のWNBA選手となる。また、日本人選手がドラフトされたのは1997年に全体14位でモナークスに指名された萩原以来となった。

ヴァルキリーズは昨シーズンにエクスパンションで加入すると、1年目からレギュラーシーズン23勝21敗の好成績を収め、いきなりプレーオフ進出を達成。2年目のさらなる飛躍が楽しみな勢いに乗っているチームで、ヘッドコーチを務めるナタリー・ナカセはかつてbjリーグ時代の埼玉ブロンコスで指揮官を務めた経験の持ち主だ。

ちなみに『CBS Sports』によるとドラフト3巡目選手のルーキー契約は、1年目と2年目がそれぞれ27万ドル(約4100万円)、3年目が31万7460万ドル(約4800万円)、4年目が35万8730ドル(約5400万円)と決まっている。

今回のドラフト指名を受けたこと自体が大きな快挙となるが、世界中から才能が集まるWNBAにおいて1巡目と違って悲保証契約の3巡目から開幕ロスターの座を勝ち取るのは厳しい道のりだ。だが、世界を相手に結果を残してきた田中ならこの狭き門を突破し、開幕戦のコートに立ってくれると大きな期待をしてこの新たなチャレンジを見守りたい。