2026年3月14日(土)と15日(日)、東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナで「U18日清食品トップリーグ2026入替戦」が初開催されます。「U18日清食品ブロックリーグ2025」の各グループ優勝チーム(男女各8チーム)が14日に1回戦の8試合を行い、その勝者は翌15日に「U18日清食品トップリーグ2025」の5位から8位のチーム(男女各4チーム)と対戦。この試合に勝利することで「U18日清食品トップリーグ2026」の出場権が与えられます。

絶対的エース、テウ・アダマ選手が新キャプテンに

八雲学園(東京都)の2年生エース、テウ・アダマ選手は昨年のウインターカップで平均38.4得点、24.8リバウンドという驚異的なスタッツを叩き出しました。186cmの高さに当たり負けしないフィジカルを備え、インターハイでは弱点だったスタミナ面でも成長を見せました。そのアダマ選手はゴール下だけでなくミドルジャンパー、3ポイントシュートまで打つスキルも備えており、まさにどこからでも得点の取れる絶対的なエースです。

それでもウインターカップは、アダマ選手が50得点を記録しながら彼女にボールを集めすぎるバランスの悪さを突かれて準決勝で桜花学園(愛知県)に敗れました。松崎菜緒選手や川名漣選手など3年生が卒業しての新チームでは、アダマ選手の強力な個性をいかにチーム力に繋げるかがあらためて問われます。

そういう意味ではポイントガードの吉村彩里選手のゲームメークに期待がかかります。1年生ながらインターハイ、U18日清食品ブロックリーグ、ウインターカップを通して試合に絡んだ経験を生かし、新キャプテンとなったアダマ選手を中心とするチームバスケを完成の域へと高める挑戦となります。

「こんな最高なチャンスは普通では経験できない」

四日市メリノール学院(三重県)は2022年から連続でU18日清食品ブロックリーグに出場しています。稲垣愛コーチは下級生を含めて多くの選手に経験を積ませる「育成重視」でこのリーグ戦に臨み、1年目の2勝4敗から年々成績を向上させて、U18日清食品ブロックリーグ2025で全勝優勝を決めて入替戦に駒を進めました。

四日市メリノール学院のバスケは、激しく足を動かして相手を追い詰めるディフェンスからのブレイクと、その連動性です。運動量と激しさを高いレベルで維持するために、稲垣コーチは「ウチのディフェンスをちゃんと遂行できる選手が最低でも8人は必要です。それを9人、10人と増やしていって、理想は15人全員を使えるようにしたい」と、試合で使えるレベルの選手をどれだけ増やせるかをテーマにチームを作ってきました。

1年生から主力を務める中嶋とわ選手や伊藤千寛選手が今年は最上級生になります。U16日本代表にも選ばれている1年生の小林蘭選手にも、より多くの活躍が期待されます。新キャプテンの中嶋選手は「こんな最高なチャンスは普通では経験できないと思うので絶対勝ちます」と、初のトップリーグ昇格へ闘志を燃やしています。

日本航空北海道の新チームは「明るくて練習好き」

日本航空北海道(北海道)はU18日清食品トップリーグ2025を3勝4敗の5位で終え、入替戦に回ることになりました。精華女子(福岡県)戦、桜花学園戦で良い戦いを演じながらも接戦を勝ちきれなかったのが悔やまれます。庵原有紗選手とカマラ ファトゥマタ選手のツインタワー、司令塔の中村泉咲と主力が卒業した新チームを引っ張るのは、1年生ながら多くの出場機会を得ていた藤田優海選手となります。

新たにキャプテンとなった緒方優芽選手は、「全員がゴールを積極的に狙える選手が多く、個々の一対一の能力が高いのと、40分間オールコートディフェンスで常にハードワークをして相手にプレッシャーをかけ続けるチームです」と新チームの特徴を語ります。

矢倉直親コーチによれば、今年のチームは「明るくて練習好きな選手たちが多い」とのこと。昨年ほどのサイズはありませんが、プレッシャーディフェンスから高速トランジションに持ち込む走力と積極性で勝負します。U18日清食品トップリーグを戦うことで得た経験を生かして、入替戦に臨みます。