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「王者は我々」というケビン・ラブの意見に同調も雪辱を期す

6月1日(現地時間)に初戦が行われるNBAファイナル。ケビン・デュラントが加わったウォリアーズは昨年のリベンジというモチベーションもあり、キャバリアーズに圧勝するという予想もあるが、キャブズでプレーするケビン・ラブは「滑稽」と切り捨てた。

ラブに同調したのがウォリアーズのヘッドコーチ、スティーブ・カーだ。

カーは5月29日に応じた取材の場で「試合前の予想に対するケビン・ラブの反応を聞いた。今回の予想には私も驚いてしまったよ。王者は彼らなんだ」とコメント。「我々が圧倒的に有利だなんて、冗談でも言っているのかと思ったよ」

ウォリアーズは、1回戦からファイナルまで負けなしの12連勝。デュラントが加わったことでチーム力は格段に上がり、シーズンを通してケミストリーを構築してきた成果がポストシーズンになって形になっている。ただ、カーは1年前の雪辱を誓いつつも、王者に対するリスペクトの念を忘れていない。

「彼らは素晴らしいチームだ。王者は彼ら。それでも、1年前に奪われたものを取り返したい」

体調が回復せず、いまだにベンチから指揮を執れるかどうか定かでないものの、カーはシリーズ全試合に帯同する予定だ。一連の発言がカーによる『マインドゲーム』なのかどうかは、シリーズが始まればハッキリする。