昨シーズンの課題だった守備強化に着手
先週末にグリズリーズから解雇されたエイブリー・ブラッドリーが、レイカーズとの2年970万ドル(約11億円)の契約に合意したと『LA Times』が伝えた。
ブラッドリーは、1対1のディフェンスと3ポイントシュートに優れる選手で、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが中心のチームに必要なタイプのベテランだ。
昨シーズンのブラッドリーは、クリッパーズ在籍中に49試合に出場して平均8.2得点、3ポイントシュート成功率が33.7%だったが、今年2月にグリズリーズにトレードされてからは平均16.1得点、3ポイントシュート成功率も38.4%に改善された。
カワイ・レナードがクリッパーズ移籍を決断後、レイカーズは急ぎ足でデマーカス・カズンズ、ラジョン・ロンド、ダニー・グリーン、トロイ・ダニエルズ、ジャレッド・ダドリー、アレックス・カルーソ、クイン・クック、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ジャベール・マギーとの契約を成立させ、ロスターを埋めた。
ガードが多い印象だが、レブロンとデイビスが使えるフロアを広げられるシューター、ディフェンスが持ち味の選手で彼らの周りを固め、昨シーズンのウィークポイントの一つに挙げられた守備を改善させようとしている。
ペリカンズとのトレードで若手を一気に放出した時点では先行きが不透明だったロスターも、ようやく固まりつつある。新生レイカーズがどういうケミストリーを生み出すのか、秋のトレーニングキャンプ、プレシーズンゲームが待ち遠しい。
.@realgranthill33 and @iamisiahthomas discuss Avery Bradley's impact on the @DetroitPistons defense. pic.twitter.com/qPQoD4hPwG
— NBA TV (@NBATV) 2017年10月13日