ジミー・バトラー

空中でパスをキャッチし、着地の際に右膝を痛める

現地1月19日のウォリアーズvsヒートの第3クォーター途中、ジミー・バトラーが倒れた。ゴール下のスペースに走り、浮かせたパスを空中で受け取る何でもないプレーだったが、デイビオン・ミッチェルとの接触があり、右膝に大きな負荷が掛かった。コートに倒れた彼は立ち上がることができず、右膝を抱えて悶絶。弟分のジョナサン・クミンガとバディ・ヒールドに抱きかかえられてコートを去った。

135-112で勝利した試合後、指揮官スティーブ・カーは「検査の結果が出るまではどんな推測もしたくない。ただ、少なくともしばらくは彼抜きで戦わなければいけない」と語った。1カ月程度の離脱で済むなら幸いと考えたのだろうが、右膝前十字靭帯断裂と診断された。

ウォリアーズはこの1カ月で12勝4敗と好調。ローテ外となったクミンガの処遇は問題だったが、カリーとバトラーを中心としてセカンドユニットも結果を出せるようになり、チームは上向いていたが、バトラーの長期戦線離脱でそのすべてが吹き飛ぶ。

バトラーは今シーズンに5400万ドル(約81億円)、来シーズンに5600万ドル(約84億円)の契約を残している。右前十字靭帯断裂となった以上、今シーズン中の復帰はなく、来シーズン序盤も欠場することになる。

クミンガをバトラーに代わるスモールフォワードとして起用し、彼が期待に応えるパフォーマンスを見せれば、現在25勝19敗での西カンファレンス8位はキープできるかもしれない。だが、バトラーの異常なまでの勝負強さなくして、プレーオフで勝ち進むチームになるのは不可能だ。

来シーズンはカリーもドレイモンド・グリーンも契約最終年で、文字通りのラストチャンスとなる。今シーズンも来シーズンもウォリアーズが捨てたくないのだとすれば、2月5日のトレードデッドラインまでにバトラーを放出する可能性もある。

実際にやるかどうかは別として、診断が出た時点でその可能性は議論されたはずだ。決断はすぐさま下さなければならない。ウォリアーズの次の一手に注目したい。