マイケル・ポーターJr.

「大事なのは、彼がNBAのシーズンを準備万端で迎えること」

2018年のドラフト全体14位でナゲッツから指名されたマイケル・ポーターJr.が、実戦形式の練習中に左ひざを負傷し、ラスベガスでのサマーリーグを全休する可能性があると、『The Denver Post』が伝えた。

ポーターJr.は、ドラフト前にトップ5指名もあり得ると言われていたが、ミズーリ大学進学後に腰を痛めて手術を受け、同大での1シーズンでわずか3試合にしか出場できなかったことが影響し、全体14位まで指名されなかった。

サマーリーグでナゲッツを率いるジョルディ・フェルナンデスによれば、幸いにも今回のケガは軽傷で、近日中に練習に復帰できるとのこと。フェルナンデスは「大事なのは、彼がNBAのシーズンを準備万端で迎えること。繰り返しになるが、今回のケガは重傷ではない」と強調した。

ナゲッツは、昨年のドラフト後に椎間板ヘルニアの手術を受けたポーターJr.の復帰を急がせず、長期的な育成方針を掲げている。とはいえ、昨シーズンを全休した本人は、今週はじめに「実戦で自分の力を早く試したい。しばらくプレーしていないからね」とコメントしていた。実戦復帰を果たして実力を証明したかったはずだが、無理は禁物だ。

練習では力強いプレーを連発し、ポテンシャルの高さを示した。苦痛であっても、今は辛抱強く耐えてケガを完治させ、万全な状態でコートに立ってもらいたい。