辻直人

島根と三遠が順位を上げる

12月10日、バイウィーク明け初の水曜ゲームとなったB1第13節が行われた。

東地区はヨハネス・ティーマンに続きトレイ・ジョーンズがインジュアリーリスト入りと苦境の群馬クレインサンダーズが、サンロッカーズ渋谷との激戦に94-92で勝利。第3クォーターに一挙31得点を奪われ乱戦に持ち込まれたものの、追いすがるSR渋谷のラストオフェンスを守り切り、宇都宮ブレックス、千葉ジェッツ、レバンガ北海道に次ぐ地区勝敗2位の座をキープした。

西地区注目カードの琉球ゴールデンキングスvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、名古屋Dが第1クォーターから22-15と主導権を握り、73-60で勝利を収めた。琉球は第3クォーターにジャック・クーリーのセカンドショットなどを軸に逆襲を仕掛け、5日に加入が発表されたばかりの琉球のデイミアン・ドットソンも美しい3ポイントシュートなどでホームゲームを沸かせたがおよばなかった。

東地区は順位に変動なし。西地区は島根スサノオマジックが5位、三遠ネオフェニックスが9位に浮上した。

【試合結果】
■12月11日
秋田 65-92 仙台
群馬 94-92 SR渋谷
越谷 88-72 茨城
A千葉 73-94 北海道
千葉J 88-69 川崎
A東京 74-67 横浜BC
三遠 93-83 滋賀
三河 78-67 佐賀
FE名古屋 90-71 富山
京都 57-81 島根
大阪 76-86 宇都宮
広島 74-105 長崎
琉球 60-73 名古屋D

【第13節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:宇都宮(17勝4敗)
2位:千葉J(17勝4敗)
3位:北海道(17勝4敗)
4位:群馬(14勝7敗)
5位:A東京(11勝10敗)
6位:仙台(10勝11敗)
7位:越谷(9勝12敗)
8位:横浜BC(8勝13敗)
9位:SR渋谷(8勝13敗)
10位:A千葉(7勝14敗)
11位:川崎(4勝17敗)
12位:茨城(3勝18敗)
13位:秋田(3勝18敗)

◆西地区
1位:長崎(19勝2敗)
2位:名古屋D(18勝3敗)
3位:三河(15勝6敗)
4位:琉球(14勝7敗)
5位:島根(12勝9敗)
6位:広島(11勝10敗)
7位:佐賀(9勝12敗)
8位:大阪(9勝12敗)
9位:三遠(9勝12敗)
10位:滋賀(9勝12敗)
11位:FE名古屋(8勝13敗)
12位:京都(6勝15敗)
13位:富山(6勝15敗)