「僕は目標を定めたらやる男だから」
2年前の夏、コービー・ブライアントは、ヤニス・アデトクンボにある課題を出した。当時Nikeの『マンバ・メンタリティ』のプロモーションの一環として、コービーはソーシャルメディアを活用。アイザイア・トーマスらにクリアーすべき課題を提示していたのだが、そこに割って入ったアデトクンボが、「課題を出してもらいたくて、ずっと待っているんだけれど」と、書き込んだ。するとコービーから返信があり、そこには「MVP」とだけ書かれてあった。
あれから約2年が経ち、アデトクンボは2018-19シーズンのMVPを受賞。受賞後の会見で、コービーとのやり取りがモチベーションになったかを聞かれたアデトクンボは、「もちろん刺激になった」と、答えた。
「コービーからは、このリーグのMVPになれる。目標にするべきだと言ってもらえて、モチベーションになった。彼は自分を成長させたかったんだと思う。父が亡くなったこともモチベーションに繋がったし、家族の支えもあった。でも、間違いなくコービーが自分にMVPを意識させてくれた」
Just a kid from Sepolia.
Who came to Milwaukee.
And became the MVP!!
#NBAAwards pic.twitter.com/wHxErFbOZ7— Milwaukee Bucks (@Bucks) 2019年6月25日
個人として最高の栄誉を手にしたアデトクンボの次なる目標は、優勝しかない。本人も「これで終わりじゃないし、個人、チームにとっての目標もまだまだある。僕は、目標を定めたら、実現させるためにできることをやる男だから」と、さらなる高みを目指すと断言した。
昨年のオフにアデトクンボのラブコールに応えて練習したコービーも、前述した「MVP」投稿に返信する形でMVP受賞を祝福。そして、早くも次の課題を提示した。
「我が友よ、MVP受賞は素晴らしい成果だ。次は優勝だ」
My man….M.V.P. Greatness. ???? Next up: Championship. #MambaMentality https://t.co/dhZTFI1Aam
— Kobe Bryant (@kobebryant) 2019年6月25日
コービーの言葉を新たなモチベーションに変えて、アデトクンボは邁進し続ける。
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— バスケット・カウント (@basket_count) 2019年6月13日