復帰は早くても来シーズン後半、悪ければ全休
ラプターズに王座を明け渡した直後、ウォリアーズが衝撃の事実を発表した。
球団は、ラプターズとのファイナル第6戦で負傷交代したクレイ・トンプソンが、左膝前十字靭帯を断裂したと発表。第3クォーター残り2分22秒、速攻に走ったトンプソンは、ダニー・グリーンのブロックを浴びて空中でバランスを崩して着地し、左膝を痛めた。一度はロッカールームに下がろうとするもコートに戻り、フリースロー2本を決めてから退場したが、そのケガは重傷だった。
After going down with an apparent knee injury and leaving the court, Klay Thompson returns to a roar from the Oracle crowd to shoot the free-throws. ?#NBAFinals pic.twitter.com/Px5gtYtKHm
— NBA TV (@NBATV) 2019年6月14日
前十字靭帯を断裂した以上、復帰は早くても来シーズン後半になるだろう。最悪の場合、全休も考えられる。
トンプソンは、このオフにフリーエージェントの権利を取得する。大物フリーエージェント選手の一人と見られていたトンプソンだが、アキレス腱を断裂したケビン・デュラントのケースと同様に、これでは他チームが獲得競争から撤退する可能性が高くなってしまった。
また、トンプソンとの再契約を最優先に考えると見られているウォリアーズの出方も気になるところで、生え抜きの彼にマックス契約を提示するかは微妙と言わざるを得ない。
仮にウォリアーズがトンプソンとデュラントと再契約しても、2人は2019-20シーズンの戦力には含まれない。となれば、ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンが中心のチームになるが、年々競争力が上がっている西カンファレンスを勝ち上がるのはそう簡単ではない。
スリーピート(3連覇)を逃し、オラクル・アリーナでのラストゲームにも敗れた前王者は、シーズン終了直後から頭を抱える事態に直面した。
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— バスケット・カウント (@basket_count) 2019年6月13日