
田中平和がチーム最多の13得点で勝利に貢献
『FIBA3×3 U23ワールドカップ2025』が中国・雄安で9月17日に開幕した。U23女子日本代表は開幕戦から2連勝を飾り、好発進している。
今大会は世界各国の予選を勝ち抜いた20チームが4グループに分かれ予選を実施。予選プールを勝ち上がった上位2チームが決勝トーナメントに進出し、世界一を目指す。日本は、FIBA女子ユース・ランキング1位の中国、同5位のイタリア、エジプト、チャイニーズ・タイペイと同グループになり、予選1日目はエジプトとチャイニーズ・タイペイと対戦した。
開幕戦となったエジプト戦、日本は序盤からスクリーンプレーを用いて内外バランス良く攻めていく。守っては1対1主体のエジプトにしっかりと身体を寄せ、簡単な体勢でシュートを打たせない。花島百香の2ポイントシュートを含む連続得点などでエジプトを引き離すと、残り2分半を切ったところでノックアウト勝利を手にした。
2戦目のチャイニーズ・タイペイ戦は、序盤から伊波美空の2ポイントシュートなどで日本が優勢に立つ。チャイニーズ・タイペイのファウルもかさみ、アドバンテージを保ったまま試合を進められるかと思われたが、ファウルトラブルを突くペイントアタックでなく外角でのオフェンスを選択し、その外角がなかなか決まらない。終盤に追い上げを見せられたものの序盤のリードを保ちながら時間を消化し、20-18で勝利した。
19日に行われる試合で、日本は中国、イタリアと対戦。同じく2連勝で19日を迎える中国に勝利できれば、予選プール首位通過が見えてくる。その中国相手にオーバータイムの激戦を繰り広げたイタリアも強敵だ。
試合スケジュール
9月19日
11:00 日本 vs 中国
13:30 日本 vs イタリア