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最近の風潮に逆行、『ブレイザーズ愛』を貫くエース

ウォリアーズとの西カンファレンス1回戦でスウィープ(4連敗)を喫し、今シーズンを終えたブレイザーズ。巷ではエースのデイミアン・リラードも最近の流行に乗り、優勝のため有力チームに移籍するのではないかという意見もあるようだが、本人が完全否定した。

Twitterのフォロワーから「移籍する方が良いのではないか」という提案を受けたリラードは「もし今のチームで成し遂げられないようなら、優勝しなくてもいい」と返答した。

その後もフォロワーとのやり取りは続き、ラッパーとしてリリースしたアルバムタイトル『The Letter O』にちなみ、あるファンから「ポートランドで優勝する可能性がない以上、ゴールドディスクを取るべきなのでは」と言われると、「時間が経てば分かることさ」と答えた。

もちろん、これだけでは終わらない。さらにフォロワーからウォリアーズへの移籍を薦められたリラードは、プロのラッパーらしくポートランドの愛称『Rip City』のイニシャルを巧みに使い、『(R)ing (I)n (P)rocess』(優勝リング獲得プラン進行中)と返信。

2010年にはレブロン・ジェームズがキャバリアーズからヒートに移籍し2回の優勝を達成。昨年はケビン・デュラントがサンダーからウォリアーズに移籍する道を選択したが、今のところリラードにブレイザーズを離れる気はなさそうだ。