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40歳でのプレーオフ先発出場はムトンボ以来

気骨溢れる精神でメンフィスを盛り上げているグリズリーズの今シーズンは、強豪スパーズとの1回戦に2勝4敗で敗れ、幕を閉じた。

来シーズンも主力が残る可能性が高く、選手からの信頼も厚い指揮官デイビッド・フィッツデールにとって2年目のシーズンはさらなる躍進が期待されている。去就が注目される40歳のビンス・カーターだが、グリズリーズに残ることが濃厚。スパーズとの第6戦には先発に起用され、力強いダンクを披露して会場を沸かせた。

『NBA.com/Stats』によれば、40歳と79日でプレーオフ戦に先発出場を果たしたカーターは、2008年に41歳と312日でプレーオフ先発出場を果たしたディケンベ・ムトンボに次ぐ高齢出場記録だという。

今シーズンのカーターは、グリズリーズでの3年間で最多となる73試合(先発15試合)に出場し、平均8.0得点という成績を残した。ここ数年で最もコンディションが安定したシーズンを送ったカーターは現役続行の意思を表明しておりを明言しているため、来シーズンも『中年の星』としてパフォーマンスで魅せてくれるはずだ。