「神様がおばあちゃんのために決めてくださった」
チーム再建1年目のシーズンも残すところ数試合、『ヤング・
この試合でチームを逆転勝利に導く3ポイントシュートを試合終了
D'Angelo embraces his family after the game-winner, made even more emotional after learning about the passing of his grandma this morning. pic.twitter.com/MfMbUtk5WS
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2017年4月10日
試合当日の朝、ラッセルは祖母が息を引き取ったことを知り、当初は試合を欠場して祖母が住むルイビルに向かう予定だった。指揮官ルーク・ウォルトンもラッセルの欠場を認めたのだが、最終的に本人が試合出場を決断した。
ラッセルは試合終了後コートでインタビューを受けた際、リポーターの質問を遮るように「おばあちゃんのために決めたよ!」とカメラに向かって涙目でコメント。
「今朝、おばあちゃんが亡くなったことを知った。本当はプレーするつもりがなかったんだ。最後のショットは神様がおばあちゃんのために決めてくださったようなもの。自分にコントロールできる類のものではなかった」と、溢れ出す感情を抑えながら続けた。
実際、一度はリムに弾かれていた。そのボールが外にこぼれるのではなくネットに収まったのは、ラッセルが言うとおり『神様の思し召し』だったのかもしれない。
ウォルトンは試合後「今こうして今日の結末について話しているだけでも鳥肌が立つ。ディアンジェロにとって辛い一日だったにもかかわらず、素晴らしい仕事をやってのけた」と語り、ラッセルを称賛した。
ウォルトン体制になって初の4連勝がシーズン終了直前のこの時期とは皮肉なものだが、若い選手が多いレイカーズにとっては自信になる勝利だ。そして、ラッセルの活躍を誰よりも喜んでいるのは、天国に旅立つ前に孫のスーパーショットを見られた祖母であることは間違いない。
#3Angelo beats the buzzer to win the game! #LakeShow (??: @SpectrumSN & @spectdeportes) pic.twitter.com/1YpZWsNXi6
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2017年4月10日