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カリーに牽引され、バランスの良いバスケでサンダーを撃破

カンファレンス決勝、ウォリアーズとサンダーの第2戦。

初戦では前半で13点のリードを奪いながらも後半に失速し、まさかの逆転負けを喫したウォリアーズ。ホームで連敗することだけは避けなければならないチームはステファン・カリーを中心にチーム全員の力でサンダーを迎え撃った。

前半からスプラッシュブラザーズの2人が2ケタ得点をマークし、ウォリアーズが先行する展開に。第2クォーターではアンドレ・イグダーラが9得点を挙げ、フェスタス・エジールもわずか6分間の出場で7得点を挙げるなど控えの選手の活躍も光った。

ディフェンスも堅実だった。デュラントには前半だけで23得点を奪われたが、他の選手はきっちりと抑え、勢いに乗ると怖いサンダーをうまくコントロールして見せた。

57-49とウォリアーズのリードで迎えた後半。第1戦ではここからサンダーの猛反撃を浴びたが、この試合でその再現はさせなかった。カリーが第3クォーターだけで17得点を挙げるなど、オフェンスでサンダーを押し切り、リードを20点差まで広げたのだ。

第4クォーターにはマリース・スぺイツが9分間で13得点を挙げるなどベンチメンバーが活躍。サンダーに逆転の糸口をつかませることなく勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

サンダーはデュラントがゲームハイの29得点を挙げたものの、ラッセル・ウェストブルックが彼としては低調な16得点に抑えられた。ウォリアーズでは控え選手3人を含む7選手が2桁得点を記録したのに対し、サンダーは2枚看板のみと、層の厚さを見せ付けられる敗戦でもあった。

第3戦は舞台をサンダーのホーム、チェサピークエナジー・アリーナへと移し、5月23日に行われる。