応援団長に国山ハセン氏が就任「心が熱くなりました」
NBA選手の輩出を目指すGLOBALLERSプロジェクトは今年で5期目を迎え、今年度も国内トライアウト、国内キャンプ、アメリカキャンプを実施した。YouTubeで公開されているドキュメンタリーコンテンツでは、アメリカキャンプへのトライアウトである国内キャンプを振り返りながら、株式会社サン・クロレラの中山太代表取締役社長とコーチを務めるBANG LEE氏、MARU氏がGLOBALLERSに懸ける思いに語った。
5期目を迎えたGLOBALLERSの例年と異なる部分の一つには、GLOBALLERSのブランド価値をより多くの人に届けるべく、PR担当として元TBSテレビアナウンサーで現在大手ビジネス映像メディア『PIVOT』にてMC兼プロデューサーを務める国山ハセン氏が応援団長に加わったことがある。
ハセン氏は「プロジェクトのビジョンを聞いた時に勝手に私の心が熱くなったことを覚えています。全国からこのチャンスに挑むボーラーたちの姿勢や想いを取材したい、何か力になりたいという気持ちが湧き起こり、すぐに『やらせてください!』と答えましたね」と言う。ハセン氏には、PR活動に加え、選手、中山社長、コーチらそれぞれが胸の内に秘めている思いを引き出してもらうべく数多くのインタビューを実施してもらった。
全国各地でのトライアウトに参加した約450人の中から選ばれた14人で国内キャンプを実施。国内キャンプでは、カテゴリーが上の滋賀レイクスU18、東山高校、BOOGIE’S U18、TOKYO SAMURAI U18とのトレーニングゲームや、スキルコーチのマット・オルソン氏、ドレイク・ジェームス氏による英語を中心としたスキルトレーニングプログラム、HIIT the BEAT JAPAN(ヒートザビートジャパン)によるトレーニング、ZiNEZ KAMIKAZE氏によるハンドリングプログラムを行った。
選手は各プログラムに必死に食らいつきながらも、トレーニングゲームでは大敗してしまう場面もあった。それでも中山社長、BANG LEE氏、MARU氏は「各選手の現時点での実力やトレーニングゲームの結果自体は正直あまり気にしておらず、この経験を次にどのように生かそうとしているのかの姿勢を見ている。つまり、今後成長しそうかという伸び代を重視していますね」と口を揃える。
ハセン氏とのインタビューでも、彼らは『理解力』、『コミュニケーション』、『伸び代』という言葉を多く使った。そして、今後GLOBALLERSに挑戦していくメンバーにも大きなヒントとなりうる、以下のコメントを発した。「どんなにバスケがうまかったとしても、コーチング内容をきちんと理解して、それをコミュニケーションして表現しようとする姿勢がなければ、GLOBALLERSメンバーとして生き残っていくのは難しいですね」
合計4日間の国内キャンプを経て、以下の8人がアメリカキャンプの切符を勝ち取った。
#59 平良孔龍/Standard(中学3年生)
#35 越圭司/琉球ゴールデンキングスU15(中学3年生)
#65 栗本富美也/中村学園三陽中学校(中学3年生)
#54 畠野玲心/長崎ヴェルカU15(中学3年生)
#53 プラットジョエル聖也/長崎ヴェルカU15(中学3年生)
#45 鈴木奏汰/INFINITY BASKETBALL SCHOOL(中学3年生)
#58 川島花海/横浜ビー・コルセアーズU15(中学3年生)
#52 平岡泰介/RIZINGS徳島(中学2年生)