群馬クレインサンダーズ

主力継続も大きく舵を切り、一味違った群馬に生まれ変わる

積極的な補強を経て挑んだ昨シーズンは、中盤の9連勝で勢いに乗り一躍チャンピオンシップ争いに絡んだが、終盤で主力の離脱が影響し31勝29敗の東地区3位で終えた。毎年補強を繰り返して着実なチーム力アップをしてる中でも、チャンピオンシップを逃している結果を受けてか今オフはヘッドコーチが交代。広島ドラゴンフライズを3シーズンでチャンピオンに導いた手腕を買いカイル・ミリングを招聘した。

また今オフの目玉となったのは川崎ブレイブサンダースから獲得した藤井祐眞。言わずと知れたリーグを代表するガード選手で、辻直人との再びの共闘にも注目が集まる。さらに日本代表候補にも選出された細川一輝(三遠ネオフェニックスから移籍)とマシュー・アキノ(信州ブレイブウォリアーズから移籍)が加入し、層に厚みを持たせる。外国籍選手では、現役ドイツ代表で、ワールドカップ優勝やオリンピック出場に貢献したヨハネス・ティーマンが加入し、盤石のロスターで悲願のチャンピオンシップ進出とその先の優勝を目指す。

スタッツ

群馬クレインサンダーズ

予想スタメン

群馬クレインサンダーズ

これまではトランジションバスケでオフェンス偏重なチームスタイルではあったが、ミリングヘッドコーチが指揮を執ることで大きく変わる可能性が高い。これまで積み上げてきたスタイルとディフェンスを重んじる新指揮官の融合が非常に楽しみである。個々の能力が高い選手は揃っているため、いち早く戦術を浸透させてチームとしての遂行力を上げられるかが序盤の鍵となるだろう。また藤井や細川の加入により昨シーズン、リーグ20位だった3ポイントシュートの試投割合も増加が見込める。

所属選手一覧

群馬クレインサンダーズ

『獲得FP(ファンタジーポイント)チーム内1位選手』

トレイ・ジョーンズ

※FP(ファンタジーポイント)は、選手の活躍度合を計る指標となるポイント。各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出される。

トレイ・ジョーンズ
B2時代も含めて所属は5シーズン目を迎え、マイケル・パーカーと共に最長在籍選手となる。毎年、有力な選手が加入する中でも変わらずにエースとしてチームを牽引し、昨シーズンは平均16.1得点、3.9リバウンド、3.9アシスト、1.0スティールを記録。今シーズンもここぞという場面の得点に大きな期待が寄せられる。

【若手選手】

八村阿蓮

八村阿蓮
プロキャリア3シーズン目ながらチーム内最年少。コーナーステイからのベースラインアタックや3ポイントシュートなどオフェンスバリエーションも増えてウイング選手としてのステップアップが見られた。恵まれたサイズとフィジカルを誇るだけに、より積極的なプレーで相手の脅威となれるか。

【新加入選手】

細川一輝

細川一輝
上武大学時代に特別指定選手として活動したが、コロナ禍により4試合の出場にとどまった。あれから多くの経験を積んで待望の群馬復帰。昨シーズンは平均7.9得点、2.5リバウンド、1.2アシストを記録し三遠の中地区優勝に大きく貢献した。3ポイントシュートとフィジカルを生かしたディフェンスで会場を沸かしてくれるだろう。

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