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大きなケガさえなければ通算3万得点の達成も視野に

ニックスのカーメロ・アンソニーは、現役20年目までプレーすることを目標にしている。

キャリア13年目、これまでに通算2万3952得点を記録。今シーズンもトレードの噂が絶えなかったものの、平均23.1得点という個人スタッツで、非凡な得点力が衰えていないことを証明している。

大きなケガもなく今のペースを維持し、20年目まで現役を続けられれば、マーベリックスのダーク・ノビツキーと同様にキャリア通算得点を3万の大台に乗せることも不可能ではない。

アンソニーは8日に行なわれたバックス戦前のシュート練習後、『Newsday』に対し「20年目まで是非プレーしたい」と語った。「あと6年か7年で20年になる。身体のケアはうまくできているし、これからもプレーを続けていくつもりだよ。もし深刻なケガをすることなく、神様が導いてくださるのなら、20年目もコートに立っている自分が想像できるんだ」

アンソニーほどの能力、経験、カリスマ、リーダーシップを持つ選手なら、契約をオファーするチームは必ず出てくる。おそらくアンソニー自身は、目標であるNBA優勝達成後、昨年のリオ五輪で金メダルを獲得したチームUSAでの役割のように、若い選手に経験を伝える自分の姿を想像しているのだろう。

肝心のNBA優勝を達成するチームが現在所属するニックスになるのか、それとも他チームになるのかは、神のみぞ知ることだ。