レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

「プレーに影響が出るなら、所属する球団を間違っている」

レブロン・ジェームズが史上初となる得点とアシストで歴代トップ10入りを果たした夜、レイカーズは西カンファレンス14位のグリズリーズに105-110で敗れた。オールスターブレーク明けからの3試合で1勝2敗となったレイカーズは、カンファレンス11位に転落。8位のスパーズを3ゲーム差で追っている。

残り22試合で8位以内に順位を上げることは、まだ可能だろう。レブロンは「ポジティブな状態を維持しないといけない。それは自分から始まるべきこと。ポジティブに考え続けて、チームメートたちに訴え続けないといけない。今日のようなプレーを続けられたら、安定したプレーができたら、困難を乗り越えられる」とコメントした。

プレッシャーがチームに影響を与えていると思うかを聞かれたレブロンは、「この時期に気が散って、プレーに影響が出るようなら、所属する球団を間違っている。そういう状態なら、自ら『自分にはできない』と言うべき。でも、僕にはそんなことはできない」と、返答。辛辣だが、もっともな意見だ。そして彼は、こう続けた。

「プレーオフ進出に向けた追い込みや、噂がプレッシャーになって気が散るのなら、それではダメ。試合に出て、自分の仕事をするだけじゃないか。僕たちは、高いレベルで自分たちの仕事をしているんだ。それは心を動揺させる類のものではない。自分たちが求めているもの。毎試合で求めているものだよ。選手なら、何かを得るために戦っていると感じたいものだからね」

6年ぶりのプレーオフ進出は実現なるか?今のレイカーズに必要なのは、戦う気持ちだ。