越谷は2試合続けての100点ゲーム
5月4日、『日本生命 B2 PLAYOFFS 2023-24』のクォーターファイナル第2戦が行われ、アルティーリ千葉と越谷アルファーズがそれぞれ連勝し、セミファイナル進出を決めた。
ベルテックス静岡との第2戦に臨んだA千葉は5人が4得点以上を挙げるバランスアタックで24-17と先手を取ると、木田貴明が7得点、アレックス・デイビスも5得点と強みであるセカンドユニットが存在感を示し、47-39で前半を終えた。後半に入ると、前田怜緒が3ポイントシュート2本を含む3本のフィールドゴールすべてを成功させて10得点の荒稼ぎを見せると、静岡の3ポイントシュートを8本中1本の成功に封じ、27-17のビッグクォーターを作った。その後、ファーストオフェンスで木田がシュートをねじ込み、リードを20の大台に乗せたA千葉が危なげない試合運びで93-76で勝利し、連勝でシリーズを突破した。
熊本ヴォルターズと対戦した越谷は松山駿が「僕らは去年(プレーオフで)負けていて、去年から残っているメンバーもいます。プレーオフではギアを一段階上げないと勝てない、最初からやろうと練習中から話をしていました」と試合後に振り返ったように、序盤から主導権を握った。
積極的にアタックしたLJ・ピークが第1クォーターだけで15得点と爆発し、いきなり2桁のリードを得ると、第2クォーターにはゲームハイの35得点を挙げたジャスティン・ハーパーが4本すべてのフィールドゴールを成功させて11得点を固めた。チームで放った4本すべての3ポイントシュートも決め、28-13のビッグクォーターを作り、前半で28点リードと勝負を決め、2試合続けて100点ゲーム(108-80)で快勝した。
先発ガードとしてチームをまとめ、10得点6アシスト(ゲームハイ)を挙げた松山は「戦術的なところもありますが、リバウンドやルーズボールなど泥臭い部分から流れが変わっていくと思うので、泥臭い部分を大事にしてきたい」とセミファイナルに向けて意気込んだ。
A千葉と越谷のセミファイナル第1戦は5月11日15時に千葉ポートアリーナで行われる。
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