降格は他クラブのライセンス交付状況次第

富山グラウジーズ(4勝50敗、中地区8位)は富山市総合体育館で行われた4月17日のサンロッカーズ渋谷戦に59-63で敗れ、2023-24シーズンのB1下位2位が確定した。

そして、富山の高堂代表取締役社長は以下の声明を発表した。「今シーズン開幕を迎えるにあたり、展開の早いバスケットボールを目指しましたが、開幕当初から主力選手の相次ぐ怪我による影響もあり、初勝利が遠く、シーズン中盤には指揮官の交代や選手の入れ替えを行い、立て直しを図りましたが、変貌を遂げることができず、今シーズンこのような成績となりましたことを深くお詫びを申し上げます」

また、スポンサー、ブースターに向けては次のようにメッセージを送った「クラブ運営責任者として、スポンサー様、ブースター及び関係者の皆さまの多大なる支援や応援の期待を裏切ってしまいましたことに責任を重く受け止めております。誠に申し訳ございませんでした」

B.PREMIER参入に向けては「参入条件である、売上9億円以上、平均来場者数4,000名以上を今シーズン必ず達成し、この富山の地に、トップリーグに参戦するクラブがあって良かったと言っていただけるように、そしてより愛され地域との絆が深まるようなクラブ運営に懸命に取り組んでまいります」と、あらためて決意を表明した。

なお、B2降格については4月の理事会後のライセンス交付状況、またB1昇格要件を満たしたB2クラブの状況により決定するという。