運命の大一番に背水の陣で臨む篠山竜青「最後の試合だと思ってやるだけです」

運命の大一番に背水の陣で臨む篠山竜青「最後の試合だと思ってやるだけです」

2019/02/21 13:50

篠山竜青

文=バスケット・カウント編集部 写真=小永吉陽子

「前回の経験を生かして、もっと冷静にやりたい」

トルコで直前合宿を終えたバスケットボール日本代表は、日本時間の今夜、ワールドカップ出場を懸けてイランと対戦する。

キャプテンの篠山竜青は「ケガ人もいないですし、体調不良になってる選手もいないです。試合に向けて良い雰囲気でここまできています」と、チームは順調な仕上がりだと言う。

ベンドラメ礼生が最終12名のメンバーから外れ、日本は富樫勇樹と篠山のポイントガード2人体制で試合に臨むことになる。「前のWindowでファウルトラブルで苦しんだところはあります」と言うように、前回のイラン戦で篠山はアグレッシブなプレーが裏目に出て、ファウルトラブルに陥った。

だが、ファウルを恐れてディフェンスの強度を落としてしまうと、体格で勝るイランを苦しめることはできない。篠山も前回の経験を教訓にし、クレバーにプレーすることが必要と言う。

「得点に絡んでくるタイプのガードなので、特にハードにディフェンスしなきゃいけないというのは感じていますし、相手のポイントガードを抑えることが仕事なので。ある程度仕方のないところのファウルはあると思うし、5回はやっていいわけで、その取捨選択です。前のWindowの経験を生かして、もっと冷静にやりたい」

今日のイラン戦、そして24日のカタール戦の結果によって悲願のワールドカップ出場が決まる。複雑な状況ではあるが、例えイランに敗れたとしても、ワールドカップ出場の道が閉ざされるわけではない。それでも篠山は「全く考えてないです。明日良い試合ができないと次はないと思います」と、目の前の試合だけに集中している。

今でこそ代表に定着しているが、30歳の篠山にとってはこうした大舞台の一つひとつが代表生き残りへのサバイバルだと認識している。「ましてや僕は1試合1試合最後のつもりで良いプレーをしないと。若いガードはいくらでもいるので」、という言葉がそれを表している。

日本バスケの未来が懸かる、このタイミングで代表の座をつかみとった篠山は「死に物狂いで最後の試合だと思ってやるだけです」と、運命の一戦に臨む。

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