NBAのダンクコンテストは妙技『シャック超え』を決めたサンダーのディアロが優勝

2019/02/17
NBA&海外
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ハミドゥ・ディアロ

写真=Getty Images

シャックを飛び越え、肘までリングに入れる超絶ダンク

2月16日にスペクトラム・センターで開催されたオールスター・サタデーのフィナーレを飾るスラムダンクコンテスト。今年も新進気鋭のダンカー4名が出場し、NBA選手の高い身体能力を披露した中、会場を最も盛り上げたのは、サンダーのルーキー、ハミドゥ・ディアロだった。

予選ラウンド1回目の試技では、サンダーのチームメートであるラッセル・ウェストブルックをコートに招き入れる。ウェストブルックがバックボードの枠に当てたボールを掴み、ウィンドミルダンクでフィニッシュ。躍動感、インパクト、着地後のポーズも決まって48得点というハイスコアを叩き出すと、2回目の試技では、なんとバスケットボール殿堂入り選手のシャキール・オニールを引っ張り出し、ゴール下に立たせた。さらにはカメラに向かってサンダーのジャージーの下に着ていたスーパーマンのコスチュームを見せ、会場のテンションを上げる。

ディアロは勢い良くダッシュすると、シャックの左肩に手を置きながらも頭上を越して右手でワンハンドダンク。フィニッシュ後には右手の前腕部分までフープに突っ込み、肘だけで身体を支える余裕を見せつけ、見事50点満点を獲得し、決勝ラウンド進出を決めた。

もう一人の決勝進出者は、先日マーベリックスからニックスにトレードされたデニス・スミスJr.だった。予選2回目では、開催地ノースカロライナ州出身のラッパー、J・コールにアシスト役を頼み、彼をペイント内に置いた椅子に座らせ、頭上へのトスを要求。スミスJr.は高校時代にバスケットボール選手だったコールのジャージーに着替えて試技に入る。1回目は失敗したが、2回目でワンハンドダンクを成功させ、50点満点を獲得した。

決勝ラウンドでのスミスJr.はステフィン・カリーとドウェイン・ウェイドに協力を求め、豪華な顔ぶれに。スミスJr.はウェイドを立たせ、カリーにトス役をリクエスト。しかし、タイミングが合わず失敗が続いてしまい、途中でウェイドの立つ位置を変えての再トライを成功させた。

ディアロは、決勝1本目にペイント内にボールを放り、バウンドを掴んでのワンハンドダンクを成功させると、2本目にはラッパーのクエヴォをコートに呼び寄せた。クエヴォにボールを後頭部のあたりで持たせたところに走り込み、豪快にリムに叩きつけて成功。スミスJr.の得点を上回り、優勝を決めた。

トロフィーを受け取ったディアロは、「良いダンクだった。会場も盛り上がっていたしね。トロフィーを母に贈りたい」と、優勝の喜びを語った。