リーグ最年長の野町紗希子デザインのTシャツを、全チームの選手とスタッフが着用し選手入場

Wリーグは、スポーツ用品メーカーの株式会社モルテンと共同で『好きなことを続けよう。スポーツを続けよう』をスローガンとする『KeepPlayingプロジェクト』を実施することを発表した。

プロジェクトの一環として、第25回Wリーグレギュラーシーズンにて3月8日から10日に行われる全14試合を『国際女性デーマッチ』として開催予定。また、Wリーグ最年長選手でもある東京羽田ヴィッキーズの野町紗希子デザインのTシャツを全チームの選手とスタッフが着用し選手入場を行う。 

Tシャツのデザインにあたり、野町は以下のコメントしている。「私がここまで(バスケットを)長く続けることができたのは、能力も理解力もいいとは言えない私に関わって、声をかけて助けてくれた人たちのおかげです。劇的に変われる人は少ないと思うけれど、自分を信じて、向き合っていくことで、少しでも一歩ずつでも前に進んでいくことで、ここまで来ることができたと感じています」

そのほか、プロジェクト期間限定で『KeepPlaying』オリジナルロゴが入ったボールで試合を行ったり、3月8日に大田区総合体育館にて開催される『東京羽田ヴィッキーズvsプレステージ・インターナショナルアランマーレ』の試合では、さまざまな世代がバスケットボールに惹きつけられて仲間と長くプレーを続けるきっかけとなるようにKeepPlayingロゴ入りボールの授与セレモニーが行われる。

■『国際女性デー(3月8日)』について
国連が1975年(国際婦人年)に制定。国連はSDGsにおいても目標5「ジェンダー平等を実現しよう」として、「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」というメッセージを発信し続けています。Keep Playingプロジェクトは、これに共鳴し、国際女性デーに向けた取り組みとなります。

■Keep Playingプロジェクトについて
日本における女性スポーツの競技登録者数は高校を卒業後、大きく減少してしまいます。どんな競技レベルやライフステージでも、スポーツの持つ魅力に惹きつけられ、仲間と出会い、プレーを楽しみ、続けて欲しいと考えています。このメッセージが多くのスポーツをする人・みる人・支える人に届くことで、興味・関心につなげ、スポーツを継続する環境がより良いものになることに繋がっていくことを目指しています。2022年3月にWリーグとの取り組みを開始、2022年12月よりWリーグ、WEリーグ、JHLの競技横断で活動を開始いたしました。