カーメロ・アンソニーの残留を望むポルジンギス「メロのおかげで楽にやれている」

2017/02/03
NBA&海外
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写真=Getty Images

アンソニー退団となれば『新たなエース』が批判の標的に

カーメロ・アンソニーのトレード問題の終着点はまだ見えない。複数のチームがアンソニーの獲得に関心を示していると報じられる中、アンソニーは『トレード拒否条項』を破棄して移籍すべきかどうかを思案している。

そんな中、NBAを代表するスター選手であるアンソニーから『帝王学』を学んでいるクリスタプス・ポルジンギスは、『New York Daily News』に対し「もし彼がトレードされたら、コート上でのプレーに支障が出る」と語った。

NBA2年目の今シーズンは昨年を約4点も上回る平均18.7得点、7.1リバウンドを記録しているポルジンギスだが、本人は「彼がいるおかげで楽にやれている」と言う。

ポルジンギスにとって助けとなっているのは、対戦チームのマークを一手に引き受けてくれることだけではない。辛辣で知られるニューヨークのメディア、熱狂的なファンの苛立ちの矛先はアンソニーに向けられている。もしニックスがアンソニーを見限り、ポルジンギス中心のチームを作れば、批判の対象は新たなエースに向けられる。

ポルジンギスはドラフト指名された際にファンから受けたブーイングを力に変えて実力を認めさせた強いハートの持ち主だが、まだ21歳。『悪意ある批判』の矢面に立たされて、今のような活躍が続けられるとは限らない。

ポルジンギスが声を上げたことでアンソニー残留に事態は傾くのだろうか? ニックスはまだ時間をかけてポルジンギスを真のスーパースターに育て上げるのか、それとも刷新に踏み切るのか。球団社長フィル・ジャクソンの決断が待たれる。

長身ながら柔らかいタッチで外角のシュートを得意とするポルジンギス。アンソニーのおかげでうまくやれていると感謝を口にした。