文=バスケット・カウント編集部

大阪エヴェッサ
西地区3位 18勝16敗(直近6試合の成績:●●○○●●)

栃木ブレックス
東地区2位 25勝7敗(直近6試合の成績:○●○○○○)

最強ディフェンス攻略のカギは3ポイントシュート

栃木はリーグで唯一失点を60点台に抑え、リバウンドでも全18チーム中1位と最強のディフェンス力を持つ。そんな栃木に対し大阪は3ポイントシュートで活路を見いだす。成功率ではリーグ3位、成功本数で同2位を誇る3ポイントシュートは大阪の大きな武器だ。その流れで3ポイントシュートを得意とするビッグマンのジョシュ・ハレルソンがインサイドプレーヤーを外につり出し、広がったペイントエリアでエグゼビア・ギブソンが攻めて栃木の堅守を攻略したい。

2月4日(土)18時00分試合開始@府民共済SUPERアリーナ
2月5日(日)14時00分試合開始@府民共済SUPERアリーナ


三遠ネオフェニックス
中地区2位 20勝14敗(直近6試合の成績:○○○●○○)

仙台89ERS
東地区5位 9勝25敗(直近6試合の成績:●●○●○●)

オールジャパンでの借りを返すべく燃える三遠

三遠は元NBAプレーヤーのジョシュ・チルドレスとの連携が取れ始めてから調子を上げており、中地区2位に浮上した。だが1月に行われた『オールジャパン』では、出場した全選手に得点を奪われ仙台に敗北を喫している。帰化選手の坂本ジェイの欠場が決まっている仙台に対し、日本人ビッグマンの太田敦也のアドバンテージは大きい。インサイドで分のある三遠が『オールジャパン』のリベンジを狙う。

2月4日(土)18時00分試合開始@豊橋市総合体育館
2月5日(日)14時00分試合開始@豊橋市総合体育館


京都ハンナリーズ
西地区4位 16勝18敗(直近6試合の成績:●●●○○○)

富山グラウジーズ
中地区6位 8勝26敗(直近6試合の成績:○●○○●○)

試合巧者の京都か、勢いに乗ると止まらない富山か

4連敗後の3連勝で調子を再び上げてきた京都はユニバーシアード日本代表の伊藤達哉と契約を結び、ロスターに厚みを持たせた。一方の富山はここ4試合で平均90得点とオフェンスが好調で、一気に勝ち星を伸ばしている。もともと個の力は高かったところに、チームとしての成熟度が上がり、デクスター・ピットマンという頼れるビッグマンの加入で歯車が噛み合った。終盤の勝負強さを持つ試合巧者の京都と、一気呵成の勢いで押し切る富山。岡田優介と城宝匡史の日本人シューター対決にも注目が集まる。

2月4日(土)18時00分試合開始@ハンナリーズアリーナ
2月5日(日)14時00分試合開始@ハンナリーズアリーナ