ドウェイン・ウェイド

写真=Getty Images

ウェイドもノビツキーもコミッショナーに感謝

NBAコミッショナーの判断で設けられた『スペシャルロスター・アディションズ』に加えられる形でキャリア13度目、そして最後のオールスターゲーム出場が決まったドウェイン・ウェイドが、感謝の気持ちを表した。

2月1日のサンダー戦後、「最高」と、コミッショナーの粋な計らいを喜んだウェイドは、こう続けた。「(コミッショナーには)連絡して、御礼を伝えたよ。自分に投票してくれたファンのみんなには感謝している。でも、初めて、もしくは初めてに近い選出になる選手のためのロスタースポットを奪いたくはなかったんだ。僕は、もう12回も出させてもらったからね」

「でも、コミッショナーが自分とダーク(ノビツキー)のために特別枠を設けてくれたのは、最高。この形の方が、僕もうれしい。だから出場させてもらうよ。全てを楽しむつもりさ。今回のような機会を、これまでに何度も対戦した選手で、史上もっとも偉大な選手の一人であるダークと共有できるなんてうれしいね。本当に楽しみ」

同じく14回目の球宴出場になるノビツキーも、コミッショナーに対する感謝の気持ちを述べた。「光栄だし、世界でベストなアスリートが集まる大きな舞台でプレーする機会を与えてもらって、感謝している」

ウェイドとノビツキーは、レブロン・ジェームズとヤニス・アデトクンボがチームキャプテンを務めるチームのどちらかの一員として、今年のオールスターゲームに出場する。NBAオールスタードラフトは2月7日に実施される予定で、彼らはスターターを指名する1巡目、リザーブを指名する2巡目に続いて、3巡目で指名される。ファン投票で最多票を獲得したレブロンに1巡目と3巡目の第一指名権が与えられているため、盟友ウェイドを指名するかどうかも注目ポイントだ。

ウェイドは、2003年ドラフト組の同期で、2010年から4年間ヒートでチームメートだった親友に向け、メッセージを送った。

「自分を指名した方が良いよ。駆け引きなんてしない。俺を指名した方が良いよ」

レブロンがよほどのへそ曲りでない限り、レブロンとウェイドの最後の共闘が見られそうだ。