ドウェイン・ウェイド

写真=Getty Images

レブロンとウェイドの共闘か1on1が実現

今シーズン終了後に現役を引退するドウェイン・ウェイドと、NBAキャリア21年目のダーク・ノビツキーが、2月17日にノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される、NBAオールスターゲームに特別枠で出場することが決まった。

2月1日、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、両選手の功績を称え、『スペシャルロスター・アディションズ』という枠を追加で設けたことを発表。両選手は、2月7日に実施されるNBAオールスタードラフトで、スターターを指名する1巡目、リザーブを指名する2巡目に続いて、3巡目で指名される。

ファン投票では上位にランクインしたウェイドは、先日「オールスターに選ばれるのに相応しい選手がオールスターになるべき。多くの選手に、初めてオールスターに選出されるチャンスがある。そういう選手が選ばれるべき」とコメントした。しかし、ウェイドに最後の球宴出場を果たしてもらいたいと思うファンは多く、その気持ちがファン投票の結果に反映されている。

21年マーベリックス一筋のキャリアを送るノビツキーにとっても、今シーズンが現役最後のシーズンになる可能性もある。マブスは、ニックスとの大型トレードを成立させ、クリスタプス・ポルジンギスを獲得したばかりで、ルカ・ドンチッチとの強力デュオが誕生。そこにインターナショナル選手としても大先輩にあたるノビツキーが加わり、来シーズンも現役を続けるかもしれない。ただ、おそらくコミッショナーは、今シーズンが最後になる可能性を考慮した上で、ノビツキーを特別枠に加えたのだろう。

いずれにせよ、レブロン・ジェームズとヤニス・アデトクンボがチームキャプテンを務めるチームのどちらかの一員として、彼らがオールスターゲームに出場することになった。ドラフトの順番次第だが、最後となるレブロンとウェイドの共闘、あるいは1対1が、年に一度の祭典で実現する。