渡邊雄太

序盤からオフェンスが機能、133得点は今シーズン最多

サンズがホームに7連勝中のティンバーウルブスを迎えた一戦。ブラッドリー・ビールが欠場したもののデビン・ブッカーが復帰し、そのブッカーがゲームハイ(タイ)の31得点を記録したサンズが133-115で勝利した。これでサンズは戦績を5勝6敗としている。

サンズは全員のタッチが良く、序盤から高確率でシュートを沈めていき、10得点を固めたブッカーの活躍もあり35-29で第1クォーターを終える。第2クォーターにはもう一人のエース、ケビン・デュラントが10得点を挙げると、ドリュー・ユーバンクスがインサイドで合わせ続け13得点と存在感を発揮。ドライブやペイントでの合わせが効果的なこともありフリーを次々と生み出し、3ポイントシュートも9本中6本と高確率で沈めた。こうして、オフェンスが爆発し41-25のビッグクォーターを作った。その後も3ポイントシュートの精度は落ちず、31本中17本の長距離砲を沈めたサンズがセーフティリードを保ち続けた。

渡邊雄太は、第3クォーター終盤に左45度の位置からクイックリリースの3ポイントシュートを成功させたが、この日はタッチが思わしくなく、フィールドゴール6本中1本成功の3得点に留まった。ガベージタイムにはチメジー・メトゥへ絶妙なアリウープを送るなど、3アシストを記録したが、前半に対人ディフェンスで抜かれるシーンが多いなど、大きなインパクトは残せなかった。